ストレスで太る女性必見！ストレス太りの原因と3つの対処法

ストレスで太る女性は少なくありません。

ただでさえストレスが溜まっているのに体重まで増えてくるなんて、二重のストレスになり精神衛生上かなりよくありませんよね！

しかしストレスで太るのには原因があり、原因があるということは適切な対処をすれば解消することも可能です。

女性がストレスで太る原因は？

ストレスで太る女性必見！ストレス太り5つの原因

ストレスが様々な健康問題を引き起こすことは広く知られていますが、その中でも体重増加という現象は女性にとって見過ごせない大きな問題です。

まずは、ストレスで太る原因について詳しく見ていきましょう。

ストレスによる過食

ストレスを感じると食に走ってしまう方は少なくありません。

これは「ストレス食い」とも呼ばれ、ストレスによって食欲が増しておこる現象です。

特に高カロリーの食べ物や甘いものが欲しくなることが多いのですが、これは、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌によって引き起こされます。

ストレスによる筋肉の緊張

ストレスは筋肉の緊張を引き起こすこともあります。

なぜなら、本来筋肉細胞に蓄えられるエネルギーが緊張状態の筋肉では備蓄されず、脂肪となってしまうから。

また、筋肉や関節の緊張状態が継続すると、結果的に老廃物の蓄積にもつながります。

老廃物の蓄積は頑固なセルライトの原因にも直結し、痩せにくい体になってしまうリスクも高めるため注意が必要です。

ストレスによる運動不足

ストレスが長期間続くと、運動不足に陥りやすくなります。

なぜならストレスを感じていると気分が落ち込み、運動する意欲が低下してしまうから。

また、ストレスによる疲労感やエネルギーの低下も、運動不足になってしまう原因です。

運動不足になることが太ることに直結することは、だれしもイメージに難くないはず。

また、実は運動は日常的に行うことでエンドルフィンと呼ばれる快感を引き起こすホルモンを増加させるため、ストレスを軽減しやすくなります。

しかし運動不足によってこのサイクルが途絶えると、ストレスが蓄積し、体重増加が進んでしまうのです。

ストレスによるインスリンの分泌

ストレスはインスリンの分泌にも影響を与えます。

インスリンは血糖値を調節するホルモンですが、ストレスホルモンであるコルチゾールが高まるとインスリンの感受性が低下し、血糖値が不安定になります。

これにより、体は糖分を脂肪として蓄積しやすくなるのです。

ストレスによるホルモンバランスの乱れ

ストレスが引き起こすホルモンバランスの乱れも、体重増加の一因となります。

特にストレスは女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンのバランスに影響を与えます。

これらのホルモンは月経周期や妊娠、出産に関わる重要な役割を担っていますが、バランスが崩れると体重増加や体脂肪の増加が起こりやすくなってしまうのです。

エストロゲンの過剰分泌は脂肪細胞の増加を促進し、プロゲステロンの不足は代謝の低下を引き起こします。

実は意外なことでストレスはたまる！要因をチェック

ストレスといえば、人間関係がうまくいかない、仕事でトラブルを抱えているなどの状況下だけで発生するわけではないということをご存じでしょうか。

実は人間のストレスは、かなり意外なことで蓄積していきます。

原因不明にもかかわらずなんとなくストレスを感じている…という方は、以下のようなことが要因かもしれません。

リラックスする時間が足りていない

リラックスする時間が足りていないというだけで、ストレスが溜まってしまうことがあります。

仕事や家事に追われる日々の中でリラックスする時間が足りないと、心身の緊張が解けず、ストレスが蓄積されていってしまうのです。

日常生活で自然と蓄積してしまうからこそ、ストレスが溜まっていることに気が付かない方も少なくありません。

肩こり

テレワークが増える中で、肩こりもストレスの大きな要因となっています。

長時間のパソコン作業や姿勢の悪さは肩や首の筋肉に負担をかけ、慢性的な肩こりを引き起こします。

肩こりは単なる身体的な不快感だけでなく、精神的なストレスにもつながるため軽視してはいけません。

また、ストレスはさらなる肩こりの悪化も招くため、放置すると悪循環からなかなか抜け出せなくなってしまいます。

マイナス思考

マイナス思考は、ストレスを増幅させる大きな要因。

ネガティブな考え方や感情にとらわれると、ストレスが蓄積しやすくなります。

特に、自分自身を否定するような思考や、未来に対する不安はストレスを引き起こしやすいとされていますよ。

現状の自分や生活に満足できずもやもやした気持ちで生きていると、それだけで自然とストレスが蓄積していってしまうというわけです。

生活リズムの乱れ

生活リズムの乱れも、ストレスの大きな要因となります。

食事の時間が不規則であったり睡眠時間が不足していたりすると、体内のリズムが狂い、ストレスが増加します。

ストレスで太る女性に試してほしいストレス太りの解消法

ストレスは太ることに直結し、太ったことでさらなるストレスを感じる…このような悪循環に陥ってしまったときはどうすれば良いのでしょうか。

最後に、ストレスで太ってしまう女性に試してほしいストレス太りの解消法を紹介していきます。

規則正しい生活を心がける

規則正しい生活を送るだけで、ストレス太りの解消にはかなり役立ちます。

特に大切なのは以下の2つ。

不規則な食事は血糖値の乱高下を招き、過食や体重増加の原因となります。

毎日同じ時間に食事を取ることで、体内のリズムが整い、代謝が安定します。

また、睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増加させ、食欲を刺激するホルモンであるグレリンの分泌を促進し、結果として過食につながります。

毎晩十分な睡眠を取るだけでホルモンバランスが整い、ストレス太りを防ぐことができますよ。

食べること・飲むこと以外のストレス発散方法を見つける

ストレス解消のために食べることや飲むことに頼ると、過食やアルコールの摂取が増え、体重増加に直結します。

よって、食べることや飲むことをストレス発散の方法にしている女性は、別の形でのストレス発散方法を見つけましょう。

適度に運動をする

適度な運動はストレス太りの解消に非常に効果的です。

運動はストレスホルモンのコルチゾールの分泌を抑え、エンドルフィンという快感を引き起こすホルモンを増加させます。

これが、ストレスの軽減に直結するのです。

日光を浴びるとセロトニンという気分を安定させるホルモンが分泌され、ストレスが軽減されます。

よって、ストレスを解消するための運動としては朝に屋外で簡単に行えるウォーキングがおすすめです。

もっと運動をしたい、汗をかきたい！という方はランニングなども試してみましょう。

ストレスで女性が太る原因と対処法まとめ

最後に、本記事の内容をおさらいしましょう。

解説したポイントを簡潔にまとめると、以下のとおりです。