痩せたい方必見！ゼロコーラはダイエット向き？太らないのは本当なのか調査

ダイエット中、甘い炭酸飲料が飲みたくなるという方は多いです。

そして甘い炭酸飲料といえば思い浮かべるのがコーラ！

しかもコーラはゼロカロリーの商品も展開しており、これならダイエット中も楽しめるのでは…と考える方は少なくないはず。

コカ・コーラ ゼロの成分分析結果

コカ・コーラとコカ・コーラ ゼロは何が違う？

飲むと太るイメージのあるコーラと、なんとなく飲んでも太らなそうなイメージのありコーラゼロ。

まずは両社の成分を詳しく比較したものを見てみましょう。

成分	コカ・コーラ	コカ・コーラ ゼロ
エネルギー	45kcal（100mlあたり）	0kcal（100mlあたり）
脂質	0g	0g
ナトリウム	0mg	0mg
炭水化物	11.3g（100mlあたり）	0g
糖類	11.3g（100mlあたり）	0g
たんぱく質	0g	0g
カフェイン	9mg（100mlあたり）	9mg（100mlあたり）
原材料	水、砂糖、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン	炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、甘味料（アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース）、カフェイン

普通のコーラを飲むと太るというイメージがあると思いますが、ゼロコーラとなるとカロリーはゼロ、しかも糖質もゼロ！

どこでこのような違いが出ているのかというと、砂糖を使用しているかどうかという部分です。

コカ・コーラは砂糖を使用しており、そのためカロリーが高いです。

これに対し、コカ・コーラ ゼロは砂糖を使用しておらず、代わりに人工甘味料であるアスパルテームやアセスルファムKを使用して甘味を出しています。

そのため、カロリーはほぼゼロという仕上がりになっているのです。

ただし、ダイエット前に通常のコーラを毎日のように飲んでいた…というようなコーラファンからすると、コーラゼロは全く味が違うように感じるでしょう。

コカ・コーラ ゼロにも含まれる人工甘味料とは？ダイエットにはいいの？

ここまでの内容から、コカ・コーラ ゼロは砂糖の代わりに人工甘味料を使用して甘みを出している、ということがわかりました。

ただ、人工甘味料が一体何なのか、またダイエットに影響はないのかという点を不安に感じた方はいるはずです。

そこでここからはコカ・コーラ ゼロに含まれる人工甘味料について、そのメリットとデメリットを解説します。

コカ・コーラ ゼロに含まれる人工甘味料とは？

コカ・コーラ ゼロには、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースという3種類の人工甘味料が含まれています。

それぞれの人工甘味料の特徴は以下の通り。

コーラゼロに含まれる上記以外にも人工甘味料の種類は複数あり、様々なダイエット食品や飲料に使用されています。

人工甘味料のメリット

人工甘味料の使用には、以下のようなメリットがあります。

体重管理やダイエットをしている人にとって、カロリーゼロの飲料はとても理想的。

糖質を多く摂取するとどうしても体重には影響が出やすいからです。

また、人工甘味料は糖質ではないため血糖値に影響を与えず、糖尿病の方でも口にすることが可能。

さらに砂糖と比較すると虫歯のリスクが低いという部分も、人工甘味料のメリットだといえるでしょう。

人工甘味料のデメリット

人工甘味料にはメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

先ほどもお話しした通り、砂糖と人工甘味料の甘味には若干の違いがあるため、人によっては人工甘味料の味に違和感を覚えることがあります。

また人工甘味料は使用されるようになってからまだそこまでの歴史はなく、過去には発がん性の疑いがもたれて使用禁止になった人工甘味料もありました。

よって、長期間の摂取による健康への害については現状、まだまだ議論が続いている状況です。

また、すでに分かっている事実として、人工甘味料は大量に摂取すると消化不良や下痢を引き起こすことがあります。

ダイエット中にコカ・コーラゼロを飲む場合の注意点

コカ・コーラゼロはカロリーゼロで甘みを楽しめるため、ダイエット中の飲み物として人気があります。

しかし、ダイエット中にコカ・コーラゼロを飲む際にはいくつかの注意点があります。

ここでは、太らないための飲み方のポイントについて解説します。

飲み過ぎに注意する

コカ・コーラゼロはカロリーゼロですが、飲み過ぎると健康面でリスクが生じる可能性があります。

例えば、先ほどの項目で説明した通り、人工甘味料の過剰摂取が原因の消化不良や下痢を引き起こすことがあります。

また、人工甘味料の甘みには依存性があるため、日常的に飲むようになると甘味を感じる感覚が麻痺し、通常の砂糖を使用した製品への欲求が増すことも考えられます。

カフェイン等の他の成分との兼ね合いも踏まえたうえで、一日の上限は500ml1本までだと考えましょう。

水分補給のためには飲まない

コカ・コーラゼロを水分補給の手段として利用するのは避けましょう。

日常的な水分補給は、純粋な水や無糖のお茶が最適です。

コカ・コーラゼロは嗜好飲料として楽しむ程度にとどめる必要があります。

人工甘味料の影響を理解する

コカ・コーラゼロに含まれる人工甘味料が及ぼす影響の一つに、脂肪が蓄積しやすくなるということもあげられます。

人工甘味料は体内で吸収されないため、糖の代謝に影響を与えることも。

人工甘味料を摂取すると体は甘味を糖として認識しインスリンを分泌しますが、実際には糖が供給されないためインスリンの作用が無効になります。

これが繰り返されるとインスリン抵抗性が高まり、血糖値のコントロールが難しくなります。

その結果、脂肪が蓄積しやすくなり、体重増加のリスクが高まる恐れがあると考えられているのです。

ゼロコーラはダイエット向き？まとめ

最後に本記事の内容をおさらいしておきましょう。