ダイエットのためにウォーキングかランニングを始めようと思うけど、どっちの方がいいのかな?
誰でも気軽に始められるダイエットの運動と言えば、「ウォーキング」と「ランニング」ですよね。
どちらも脂肪燃焼に効果的と言われる有酸素運動ですがどちらがよりダイエットに効果的なのか気になる方は多いはず。
そこで今回は、ウォーキングとランニング、それぞれのダイエット効果などからどちらがダイエットに効くのか比較検証してみました!
ダイエットにウォーキングやランニングが効果的と言われる理由
ウォーキングやランニングがダイエットに効果的と言われるのは、どちらも有酸素運動だからです。
酸素をエネルギーとする運動のこと。
ウォーキングやランニングは、呼吸によって取り込んだ酸素を使い、体の中の糖や脂肪を運動エネルギーに変換し消費します。
運動開始直後は体内に貯蔵されている糖を使用しますが、体内に貯蔵できる糖の量はそれほど多くないため、次第にエネルギー源として脂肪を消費していくのです。
最終的に脂肪を燃焼する効果があるからこそ、有酸素運動はダイエットの定番なんですね。
一般的に有酸素運動で脂肪燃焼がはじまるのは、運動を始めてから20分~30分と言われているため、ダイエットを期待するのであれば30分以上は続ける必要があります。
ダイエット効果が高いのはウォーキングよりランニング
ダイエットは、摂取カロリー<消費カロリーとなることが大切ですから、より多くのカロリーを消費できた方が効率的ということになります。
消費カロリーの計算式をチェックしてみましょう。
1.05×体重×時間×運動強度(METs)=消費カロリー(キロカロリー)
気になるウォーキングとランニングの運動強度は下記のとおりです。
- ウォーキング…4.8 METs
- ランニング…9.0 METs
例として、体重50㎏の人が30分間それぞれの運動をおこなったと仮定し比較してみましょう。
1.05×50×0.5×4.8=126キロカロリー
1.05×50×0.5×9.0=236.25キロカロリー
同じ時間運動を続けるのであればランニングの消費カロリーの方が大きく、ダイエットに効果的と言えます。
ウォーキングの方がダイエットに効果的な人もいる
同じ時間運動した場合、ランニングの消費カロリーの方がウォーキングに比べて高く、ダイエット効果が高いことがわかりました。
しかしランニングはウォーキングに比べて始める時点からある程度の体力が必要。
ダイエット効果を狙うのであれば最低30分以上継続して走る必要がありますが、下記のような方は難しいでしょう。
- 長年運動をしていなかった
- 運動が苦手
- 体力がない
- 持病持ち
また、有酸素運動は安定的に体内に酸素を取り込むことで脂肪燃焼効果を発揮します。
しかし普段から体を鍛えていない方では少しすると呼吸が乱れてしまい、うまく酸素が取り込めず、有酸素運動の効果を得られないというリスクがあります。
ただ苦しいだけでダイエット効果がないなら、別の方法の方がいいなあ…。
そこでおすすめなのがウォーキングです!
ウォーキングであれば、誰でも無理なく20分以上継続して安定した呼吸で運動しやすいですよね。
普段から運動していて体力もあるという人でなければ、ウォーキングの方がダイエット効果を得られやすいと言えます。
ダイエットでウォーキング・ランニング行う際の4つのポイント
ダイエット目的でウォーキング・ランニングを行う際の共通のポイントは次のとおりです。
- 30分以上/週に5日以上おこなう
- 呼吸を乱さずにおこなう
- 食事の前におこなう
- しっかり水分補給しながらおこなう
それぞれもう少し詳しく解説していきます。
30分以上/週に5日以上おこなう
有酸素運動をはじめてから脂肪が燃焼し始めるまでには、20~30分の時間を要します。
そのため、ダイエット目的であれば30分以上運動することが大切。
また、可能な限り頻度は週5日以上を意識しましょう。
呼吸を乱さずにおこなう
ウォーキングやランニングはあくまで「有酸素運動」であることが大切です。
息が上がってうまく酸素を体内に取り込めない状態では脂肪がうまく燃えません。
また、呼吸が乱れる時間が長く続くと心地よい運動の範囲を超え、体調に影響してしまうことも考えられます。
呼吸が乱れない、無理のない動きを継続しましょう。
食事の前におこなう
食後に運動をおこなうと食べた食事の栄養をエネルギーとして使ってしまうため、体内の脂肪を使うまでに時間がかかってしまいます。
胃が空っぽの状態で有酸素運動をおこなうことで、効率よく体内の脂肪をエネルギーとして活用することができるので、朝食前や夕食前がおすすめです。
ただし空腹で運動をすると気持ち悪くなるという人などは、ゼリー飲料などを少し摂取すると良いでしょう。
細くなりたいというダイエット目的の方は上記の方法でOKですが、筋肉をしっかりつけたいという目的の方は空腹時の有酸素運動は避けましょう。
運動によって筋肉が落ちてしまうからです。
しっかり水分補給しながらおこなう
ウォーキングやランニングをすると当然汗をかきますから、必ず水分補給をしながら動くようにしましょう。
汗をかいた分痩せるから水は飲まない、なんていう考えは非常に危険です!
脱水症状を招き、ひどい場合は命にかかわるからです。
ダイエットのための効率的なウォーキング・ランニングのコツを紹介
同じ時間ウォーキングやランニングをおこなっても、やり方次第でダイエットの効果が異なってきます。
どうせなら効率よくダイエットをしたいですよね。
それならば、次のことを意識しましょう。
ウォーキング
ダイエットのためのウォーキングをする際に意識するポイントは以下のとおりです。
- 頭は固定する
- 目線はまっすぐにする
- 肩は上げずに肘は軽く曲げた状態で腕を大きく振って歩く
- 横幅30cmの板を渡るイメージで、軽く足を伸ばしながら歩く
- 足を地面から離す時は、親指の付け根で地面をぐっと押す
- 背筋は伸ばした状態を維持する
ウォーキング前後は運動のパフォーマンスを上げるために必ずストレッチをしてください。
また、できる限り午前中に行うようにするとその日一日の代謝アップにつながるのでおすすめです。
ランニング
ダイエットのためのランニングをする際に意識するポイントは以下のとおりです。
- 目線はまっすぐにする
- 胸を張り、脇を締めて腕を後ろに引くイメージで腕を振る
- 足は体の真下に、かかとから中央部で着地することを意識する
- 背筋を伸ばした状態を維持する
- ランニング前後のストレッチをしっかりとおこなう
ランニングはおしゃべりができる程度のスピードをキープしながら走ると継続しやすいです。
最初からスピードを出しすぎると有酸素運動がキープできず心も折れやすいので注意しましょう!
ウォーキングやランニングを続けるのは大変!それでも痩せたいときの秘策
ダイエットはしたいけれど、ウォーキングやランニングを毎日続けるのは難しいという人も多いかもしれません。
また、自力のダイエットでは、体重を落とすことはできても、理想のボディラインを叶えるのは難しいのも事実。
そんな時は、ダイエットに非常に効果的なセルライト潰しのプロの手を借りてみるのもひとつです。
パーフェクトラインの「セルライト潰し」は、肥大してしまった脂肪と老廃物が一緒に凝り固まりなかなか自力で落とすことが難しいセルライトを潰し、理想のスタイルと太りにくい体を手に入れることができるというダイエット。
運動はどうしても苦手という方でも、きっとダイエットへの希望が見つけられるはず!
カウンセリングは完全無料ですので、ぜひお気軽に相談してみてくださいね。
ウォーキングとランニング、自分に合った方を選ぶことがダイエットへの近道!
ウォーキングとランニング、どちらがダイエットに効くのかというと、同じように正しくおこなうことができるのであればランニングです。
しかし日ごろから運動をしていないという人が正しくランニングを継続するのは非常に大変。
それならば、ウォーキングを正しくしっかりおこなう方がダイエット効果が期待できます。
ダイエットを成功させるためには、自分にはどちらの方が向いているかを考えて、なるべく毎日30分以上、しっかり継続することが大切なのです。
「運動は苦手、でもしっかりと痩せて理想のスタイルを手に入れたい…」そんなあなたは、セルライト潰しのプロによる施術を検討してみるのもおすすめです。