リンパの流れを良くする運動方法を紹介！日常生活のポイントも解説

リンパの流れが悪くなるとむくみやだるさが発生するだけでなく、太りやすくなったり免疫力が落ちてしまったりと悪いことだらけ。

リンパの流れを良くする簡単な運動があるのなら、知りたい方は多いはずです。

リンパの流れを良くするメリット

リンパの流れが悪くなる4つの原因

それぞれ詳しく見ていきましょう。

運動不足

運動不足は、リンパの流れが悪くなる大きな原因。

リンパは、筋肉の収縮運動によるポンプ作用により流れています。

運動不足になると筋肉を動かす機会が少なくなり、筋肉の収縮も減るためリンパの流れが悪化。

とくに、下半身は重力の関係でリンパの流れが滞りやすいため、座りっぱなし、立ちっぱなしの生活を送っている方は、リンパの流れが滞りやすい傾向です。

水分不足

水分不足もリンパの流れが悪くなる原因。

体内の水分が不足すると、リンパ液の循環が悪くなり流れも滞ります。

また、血液も濃縮してドロドロになるため流れが悪くなるため、むくみや体調不良が引き起こされる可能性が高いです。

冷え

リンパの流れが悪くなる原因には、冷えもあります。

身体は冷えを感じると、熱を逃さないために血管が収縮して血行が悪化。

それに伴い筋肉も収縮して硬くなるため、リンパの流れも悪くなります。

女性は基本的に熱を作る筋肉量が少ないため冷えやすい傾向。

冷え性に悩んでいる方は、ぜひ次の記事を参考に改善を目指しましょう。

ホルモンバランスの乱れ

リンパの流れは、ホルモンバランスの乱れによっても悪くなります。

ホルモンバランスが乱れると、血管や筋肉の動きの調整がうまくいかなくなりリンパの流れも悪化。

ホルモンバランスの乱れは、睡眠不足や不規則な生活、過剰なストレスなどが原因で起こります。

また、女性の場合は生理や更年期などがホルモンバランスの乱れに大きく影響するため注意が必要。

PMSや更年期障害の症状がひどい場合は、婦人科を受診することをおすすめします。

リンパの流れを改善するメリット

排出力が上がる

リンパの流れが改善すれば、余分な水分や老廃物を排出する排出力が上がります。

排出力が上がれば、むくみが改善してスッキリとしたボディが手に入るほか、肌荒れ改善などにも効果的。

排出力が高まるため、便秘改善効果も期待できます。

代謝が上がる

リンパの流れが改善すれば、必要な栄養素が細胞のすみずみまで届けられるため代謝が上がることもメリット。

消費エネルギーが増えて太りにくく痩せやすい身体が手に入り、冷え性や肩こりなどの改善効果も期待できます。

免疫力が上がる

リンパは浄化能力があるためリンパの流れが良くなれば免疫力もアップします。

免疫力が上がれば、ウイルスや細菌に負けない強い身体を手に入れることができます。

また、疲れにくくなるのでパワフルな毎日を送れますよ。

すぐにできる！リンパの流れを良くする運動方

腹式呼吸

すぐにできるリンパの流れを良く運動法の1種類目は、腹式呼吸。

腹式呼吸は、体の内部にある太いリンパの流れを良くすることができます。

体の内部のリンパの流れを良くすると、身体の表面にある細いリンパの流れも促進できるので、全身のリンパの流れが良くなります。

腹式呼吸と聞くと簡単な気がしますが、正しくおこなおうと思うと意外と難しいもの。

やり方は、次のとおりです。

息を吸い込むときは、おへその下に空気を溜めていくイメージ、吐くときは身体の中の悪いものを全部出し切るイメージでおこなうのがポイント。

ストレッチ

すぐにできるリンパの流れを良く運動法の2種類目は、ストレッチ。

今回は、簡単にできて効果抜群の3つのストレッチを紹介します。

胸&背中伸ばし

リンパの流れを良くするストレッチの1つ目は、胸＆背中伸ばし。

身体の中で最もリンパが多いと言われる胸元を刺激することで流れを促進します。

やり方は、次のとおり。

胸と背中の両方を伸び縮みさせることでリンパの流れが促進されます。

脇腹ひねり

リンパの流れを良くするストレッチの2つ目は、脇腹ひねり。

普段あまり動かす機会のない脇腹を刺激し、お腹周りのリンパの流れを促進します。

やり方は、次のとおり。

ポイントは、肩を回すのではなく腰からしっかりと回すこと。

お腹まわりがジワジワと温かく感じたら効いている証拠です。

肩回し

リンパの流れを良くするストレッチの3つ目は、肩回し。

デスクワークの方はとくに固まりがちな肩回りをほぐし、上半身のリンパの流れを促進します。

やり方は、次のとおり。

鎖骨や肩甲骨の動きを意識し、なるべく大きく回すことがポイントです。

起床時や就寝時のほか、仕事の合間など気が付いたときにおこないましょう。

ただし、痛みを感じる場合はおこなわないように注意してください。

リンパの流れを良くするための日常生活のポイント

リンパの流れを良くするための日常生活のポイントは、次のとおり。

リンパの流れを良くするためには、紹介した運動以外にもこまめに身体を動かすことが大切。

全身を動かすウォーキングやランニングなどと、リンパをスムーズに流すために必要な筋肉を付けるための筋トレを併用しましょう。

また、水分補給を正しくおこなうことも重要。

水分補給は少なくても多くてもリンパの流れを悪くしてしまいます。

1日に必要な水分量は体重や生活環境、運動量などにより異なりますが、飲み物から摂取する水分量目安は1L前後。

ただし、水分は一度に大量摂取してもうまく吸収して循環させることができず、反対にむくみを引き起す原因になるため、少しずつこまめな水分補給が大切です。

そして、身体を温めることも重要。

冷たいものの摂りすぎ、薄着のし過ぎは冷えのもとです。

また、ホルモンバランスの乱れを防ぐためにも規則正しい生活を送りましょう。

栄養バランスの取れた食事を規則正しく食べ、十分な睡眠時間の確保や適度なストレス発散が理想です。

すべて完璧におこなうことは難しいですが、できることから取り組みましょう。

そして、リンパの流れを良くするためには、マッサージも効果的。

マッサージは身体の表面にある細いリンパの流れを促進する効果のほか、血流を促進して冷え改善や代謝アップ効果も狙えます。

自分でマッサージをおこなう他にも、リンパの流れを良くするのなら、リンパドレナージュの施術を受けるのもおすすめ。

もともとはリンパ浮腫の治療のための医療施術でしたが、現在はエステサロンで美容やリラクゼーション目的のリンパドレナージュを受けることができます。

リンパドレナージュについては、次の記事を参考にしてください。

改善しないリンパの流れの原因は〇〇だった？！

セルライトは肥大化した脂肪細胞に老廃物が絡みつき凝り固まったもので、女性の多くについています。

セルライトがあるとリンパ管や血管が圧迫されて細くなり、流れが悪くなってしまいます。

しかも、セルライトは一度できてしまうとセルフダイエットではなかなか無くせない厄介なもの。

運動や日常生活、マッサージなど日々努力しているにもかかわらず、下半身がむくんだままなどの場合、セルライトができている可能性が高いです。

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パーフェクトラインでは無料カウンセリングも実施しているので、まずは気軽に相談してみましょう。

リンパの流れを良くする運動方法を紹介！まとめ

最後に、本記事の内容をおさらいしましょう。

解説したポイントを簡潔にまとめると、以下のとおりです。