牛肉のカロリーを部位別に徹底調査！食べても太りにくいのはどこ？

ダイエット中は食事に気を遣うのが鉄則ですが、特にお肉についてはカロリーが気になる食材ですよね。

そこで今回は、好きだという方も多い「牛肉」について、カロリーを部位別に徹底調査！

ダイエット向きの食材か否か、また食べるとしたらどういった部位が良いのか解説していきます。

牛肉のダイエット向き部位ランキング

1位	モモ（赤身肉）
2位	ヒレ（赤身肉）
3位	サーロイン（赤身肉）

まずは結論！牛肉はダイエット向きの食材？

ダイエットと牛肉、一見相反するように感じるかもしれませんが、実は牛肉は取り入れ方によってダイエットの強い味方になってくれます。

牛肉は高品質なタンパク質がたっぷりで、これが筋肉をキープしつつ代謝をアップさせる助けになります。

赤身の部位をチョイスして、余分な脂を落とす調理法を心がければ、カロリーを抑えながらも栄養満点の食事を楽しめますよ。

さらに、牛肉に含まれる栄養素は、ダイエットで不足しがちな栄養をしっかり補ってくれます。

牛肉に含まれる女性に嬉しい栄養素

牛肉は女性にとって嬉しく、そして必要な栄養素が詰まっています。

選び方や調理方法に注意してカロリーをできるだけ落とした形で取り入れれば、ダイエット＋美容に良い効果を発揮してくれる心強い食材なのです！

牛肉のカロリーを部位別に解説！

牛肉を選ぶ際、部位によってカロリーや栄養価が異なることを知っていますか？

ダイエット中でも賢く牛肉を楽しむためには、これらの違いを理解することが重要です。

ここでは、輸入牛と和牛に分け、それぞれの特徴と部位別のカロリーについて掘り下げてみましょう。

輸入牛の場合

輸入牛とは、主にオーストラリアやアメリカ、ニュージーランドなど海外から輸入される牛肉のことを指します。

これらの国々では、広大な土地で牛が放牧され、穀物を中心にした飼料で育てられることが多いです。

そのため、輸入牛は赤身の部分が多く、脂肪分が少なめであることが特徴です。

部位	状態	カロリー	脂質	糖質
肩ロース	赤肉	160kcal	9.5g	0.1g
	脂身つき	221kcal	17.4g	0.1g
モモ	赤肉	117kcal	4.3g	0.4g
	脂身つき	148kcal	8.6g	0.4g
バラ	脂身つき	338kcal	32.9g	0.2g
ヒレ	赤肉	123kcal	4.8g	0.3g
ランプ	赤肉	112kcal	3.0g	0.5g
	脂身つき	214kcal	16.4g	0.4g
サーロイン	赤肉	127kcal	4.4g	0.5g
	脂身つき	273kcal	23.7g	0.4g
リブロース	赤肉	163kcal	9.1g	0.4g
	脂身つき	212kcal	15.4g	0.4g

カロリーを抑えつつ、高品質なタンパク質を摂取したいダイエット中の方には、輸入牛の赤身肉がおすすめです。

特に、モモ・ヒレ・サーロインの赤身肉はカロリーが低いため、ダイエット中も上手に取り入れたい部位です。

和牛の場合

和牛は、日本国内で育てられた牛肉のことを指し、そのきめ細やかな霜降りが特徴です。

和牛の美味しさの秘密は、その脂肪にあり、溶け点が低く口の中でとろけるため、非常に柔らかく、風味豊かな味わいを楽しむことができます。

しかし、その分カロリーも高め。

部位	状態	カロリー	脂質	糖質
肩ロース	赤肉	293kcal	26.1g	0.2g
	脂身つき	380kcal	37.4g	0.2g
モモ	赤肉	176kcal	10.7g	0.6g
	脂身つき	235kcal	18.7g	0.5g
バラ	脂身つき	472kcal	50.0g	0.1g
ヒレ	赤肉	207kcal	15.0g	0.3g
ランプ	赤肉	196kcal	13.6g	0.5g
	脂身つき	319kcal	29.9g	0.4g
サーロイン	赤肉	294kcal	25.8g	0.4g
	脂身つき	460kcal	47.5g	0.3g
リブロース	赤肉	395kcal	40.0g	0.2g
	脂身つき	514kcal	56.5g	0.1g

和牛をダイエット中に食べる場合は、部位を選び、量を控えめにすることがポイントです。

ダイエット中に牛肉を食べるなら押さえておきたい4つのポイント

ダイエット中に牛肉を上手に取り入れたいなら、いくつかのポイントをおさえておくことが大切です。

ここでは、特に重要な4つのポイントを紹介します。

おすすめは和牛よりも輸入牛

ダイエット中の牛肉選びで重視したいことの一つ目は、和牛よりも輸入牛を選ぶことです。

さきほどの項目で一覧で紹介した通り、輸入牛は赤身の割合が高く脂肪分が少なめであるため、カロリーを抑えることができます。

特に、オーストラリアやアメリカから輸入される牛肉は広大な牧場で育てられた牛が元になっているため、質の高いタンパク質を低カロリーで摂取することが可能です。

ダイエット中でも牛肉のうまみを楽しみたい方は、輸入牛の赤身肉を選ぶと良いでしょう。

カロリーの低い赤身の部位を選ぶ

牛肉を食べる際には、部位によるカロリーの違いにも注目しましょう。

一般的に、脂肪分が少ない赤身の部位はカロリーも低めです。

例えば、ヒレやランプ、モモなどの部位は、脂肪が少なく、ダイエット中の食事に適しています。

これらの部位は、高品質なタンパク質を含みながらも余分な脂肪を摂取せずに済むため、体重管理をしながら栄養バランスを保ちたい方におすすめです。

脂質をできるだけ落とす調理方法を選ぶ

牛肉をダイエット中に取り入れる際は、調理方法も重要なポイントです。

脂質をできるだけ落とすためには、グリルやオーブンでのロースト、茹でる、蒸すなどの方法がおすすめ。

これらの方法は、余分な脂を落としながらも、肉の旨味をしっかりと引き出してくれます。

また、煮込み料理を作る場合は一度冷ましてから表面の固まった脂を取り除くと、よりヘルシーに仕上がります。

調理方法に工夫を凝らすことで、カロリーオーバーを防ぎつつ、牛肉の美味しさを存分に楽しむことができますよ。

食べる時間は夜よりも昼

ダイエット中に牛肉を食べる場合、食べる時間帯も意識すると良いでしょう。

特に、夜よりも昼に牛肉を取り入れることをおすすめします。

昼間は活動量が多く、摂取したカロリーをエネルギーとして消費しやすいためです。

夜に重たい食事をすると、その後の活動が少ないため摂取したカロリーが脂肪として蓄積されやすくなります。

牛肉はダイエット向き？おすすめ部位は？まとめ

最後に、本記事の内容をおさらいしましょう。

解説したポイントを簡潔にまとめると、以下のとおりです。