ダイエット中のソーセージの注意点！太りにくい選び方と調理のコツ

比較的賞味期限が長く、冷凍もできて調理の幅も広いウインナー。

日常的に朝ごはんやお弁当に活用している方も多いと思います。

ただ、ダイエット中となると…ぶっちゃけウインナーにあまり良いイメージはないのではないでしょうか。

ウインナーの栄養価

ウインナーのカロリーや糖質量は高い？加工肉やメーカー別に比較

ダイエット中に気になるのが、ウインナーのカロリーや糖質量。

加工食品ならではの脂質や添加物も気になるところですよね。

ここではまず、一般的なウインナーの栄養価を把握しつつ、他の加工肉との比較やメーカー別の特徴も見ていきましょう。

一般的なウインナーの栄養価

以下の表は、市販されている標準的なウインナーの栄養成分を100gあたりでまとめたものです。

項目	数値（100gあたり）
カロリー	約290〜330kcal
タンパク質	約12〜13g
脂質	約28g前後
炭水化物（糖質）	約2~3g
食塩相当量	約2g前後

改めてみてみると…一見、糖質は少なめですが、脂質がかなり多いことがわかります。

他の加工肉との比較

ウインナーは分類的には「加工肉」のジャンルに入るので、ウインナーと近しい加工肉の栄養成分と比較した表も見てみましょう。

食品	カロリー	タンパク質	脂質	炭水化物（糖質）
ウインナー	310kcal	12.5g	28g	1.7g
ロースハム	190kcal	17g	13g	1.5g
ベーコン	400kcal	12g	38g	0.2g
サラミ	500kcal	20g	45g	1g

特にサラミやベーコンは脂質・カロリーともに非常に高く、間違った食べ方をすれば太る原因になります。

この中ではロースハムが比較的ヘルシーですが、添加物や塩分が多いということもわかりますね。

メーカー別・ウインナーのカロリー比較（代表例）

市販でよく見かけるウインナーの中から、カロリー・脂質・糖質の目安をピックアップしてみました。

メーカー・商品名	エネルギー	たんぱく質	脂質	炭水化物
日本ハム シャウエッセン	325kcal	12.4g	29.3g	2.9g
プリマハム お徳用 赤ウインナー	230kcal	11.1g	15.5g	11.5g
伊藤ハム アルトバイエルン	327kcal	11.7 g	29.8 g	3.1 g
プリマハム 香薫 あらびきポークウインナー	302kcal	9.2g	28.5g	1.9g

同じウインナーでも、選ぶ商品によって大きな違いがあることがわかります。

ダイエット向きなソーセージの見分け方

ソーセージとひと口に言っても、種類によってカロリーや脂質、糖質のバランスは大きく異なります。

ここでは「ダイエット中に選びたいソーセージ」と「できれば避けたいタイプ」の違いを、栄養成分や原材料の観点からわかりやすく解説します。

ソーセージの種類別栄養比較

まずは一般的なウインナーと、カロリー控えめタイプのソーセージを比較してみましょう。

ソーセージの種類	100gあたりのカロリー	脂質	糖質
標準的なウインナー	約319kcal	約30.6g	約3.3g
チーズ入りソーセージ	約364kcal	約34.9g	約2.2g
魚肉ソーセージ	約159kcal	約9.0g前後	約7.0g前後

「ダイエット中にソーセージはNG」と思われがちですが、選び方次第では食べてもそこまで大きな問題はありません。

脂質やカロリーが抑えられた製品を選べば、罪悪感なく楽しめる可能性もあります。

成分表示で注目すべきポイント

ソーセージを選ぶときは、パッケージ裏の成分表示をしっかり見ることが大切です。

特に以下の項目は要チェック！

いままで食べてきたものを引き続きダイエット中も食べるのか、それともダイエットにより影響の少ない商品を選ぶのか。

ぜひ今一度、パッケージ裏の成分表示をしっかりと見て考えてみてくださいね。

豆知識：粗挽きやチーズ入りタイプは避けた方がいい？

スーパーなどでよく見かける「粗挽き」や「チーズ入り」…かなり美味しそうな響きですが、実はダイエット中は注意が必要。

あらびきタイプは肉の食感を強調するために、脂肪分が多めに使われているケースがあります。

その分ジューシーさは出ますが、脂質とカロリーは高めになる傾向が…。

また、チーズ入りの場合はチーズ自体が高脂質なため、さらに脂質とカロリーが上乗せされます。

たとえばトップバリュのチーズ入りソーセージは、100gで364kcal・脂質34.9g。これはダイエット中にはやや厳しい数値です。

もちろん、絶対にNGというわけではありませんが、頻度や量には気をつけた方が良いでしょう。

ダイエット中におすすめのソーセージの食べ方

カロリーを気にしつつも、しっかり満足感が欲しいダイエット中の食事。

ソーセージは一見ハイカロリーで避けがちですが、ちょっとした工夫をすれば食べても問題はありません。

ここでは、ダイエット中でも罪悪感なく取り入れやすいソーセージの食べ方を具体的に紹介します。

朝食やランチに「1本だけ」使って満足感を出す

ソーセージは脂質が高めな反面、旨味や香ばしさで満足度が高いのが魅力。

そのため、主食の量を減らした朝ごはんやランチに「1本だけ」添えるのがおすすめです。

卵料理や野菜と組み合わせることで、糖質を抑えつつバランスのいい食事になりますよ。

これまで数本食べていたという方は最初は物足りなく感じるかもしれませんが、慣れれば意外とソーセージは1本くらいでちょうどいいという感覚になってくるはず。

野菜スープやサラダにプラスしてボリュームアップ

ダイエット中は野菜中心のメニューになりがちで、どうしても物足りなさを感じやすいもの。

そんなときは、スープやサラダに小さくカットしたソーセージを少量加えることで、風味とボリュームが一気にアップします。

シンプルなメニューでもしっかり満足感が出せます。

調理油をなるべく使わない

ソーセージの調理方法として、フライパンに油を敷いてパリッと焼き上げて…という方法を取っている方は少なくありません。

しかし実はソーセージ自体に脂が含まれているため、わざわざ油を使って焼く必要はない場合も多いです。

とくにダイエット中は、調理時に加わる油のカロリーも積み重なると総カロリーはけっこうなものになってしまいます。

このような方法なら、素材本来の味を楽しみながらカロリーオフしつつソーセージを楽しむことができますよ。

まとめ：ダイエット中のソーセージは選び方と扱い方が重要

最後に、本記事の内容をおさらいしましょう。

解説したポイントを簡潔にまとめると、以下のとおりです。