
ダイエット中だけど甘いものが食べたいな…。
大福が良いって聞いたことがあるけど、どうなんだろう?
今回は、上記のような疑問をお持ちの方のための記事内容となっています!
大福は和菓子の中でも人気のスイーツであり、ダイエット中も食べてもいい…という噂もある手から気になっている方は多いのではないでしょうか。
カロリーや糖質が気になるかもしれませんが、まず結論から言うと、大福は食べ方を工夫すればダイエット中でも楽しむことは可能です。



この記事では、大福のカロリーや栄養成分、太りにくい食べ方のコツなどシンプルに解説していきます。
ダイエット中に大福を食べる場合のポイント
- 小ぶりなサイズを選ぶ
- 素材や甘さ控えめタイプをチェックして選ぶ
- ほかの食事とのバランスを意識する
- よく噛んでゆっくり食べると満足度アップ
大福のカロリーや糖質はどのくらい?


大福は見た目がかわいらしく、いろんな種類があり、さらにはどこでも手軽に購入できるという点から和菓子の中でも大人気。
しかしもち米と甘いあんこでできているだけに、「ダイエット中に食べて大丈夫かな?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
まずは、大福1個に含まれるカロリーや糖質の目安を確認していきましょう。
一般的な大福1個のカロリーは?
大福の種類によってカロリーは多少異なりますが、よく見かける「豆大福」や「いちご大福」などのサイズであれば、1個あたりおおよそ180~250キロカロリー程度です。
たとえば、コンビニなどで売られている豆大福は、1個当たりおよそ210キロカロリー前後。
小さめのいちご大福でも、170キロカロリー程度はあることが多いです。
糖質量についても同様に高めで、1個あたり30〜40グラム前後は含まれていると考えましょう。
白米1膳の糖質が約50グラムほどなので、大福1個でそれに近い量の糖質を摂ってしまうこともあるわけですね。
あんこは太る?和菓子の中でも意外と高カロリーな理由
「和菓子は洋菓子よりヘルシー」と思っている方もいるかもしれません。
これは確かに間違いではなく、バターやクリームをたっぷり使う洋菓子と比べると、和菓子の脂質は少なめです。
ただし、あんこにはかなりの量の砂糖が使われています。
こしあんよりも粒あんのほうが食物繊維が多いぶんマシとされていますが、どちらにせよ甘さはしっかりあるので、糖質量は高めになりがちです。
また、もちの部分に使われるもち米も、消化が早く血糖値を上げやすい性質があります。
血糖値が急上昇すると脂肪がつきやすくなるため、注意が必要です。



大福以外の和菓子はもっとカロリーが低いの?



参考までに、カロリーが比較的控えめな和菓子を以下の一覧にまとめましたので参考にしてください!
和菓子の種類 | カロリー(目安・1個あたり) |
---|---|
ようかん(小サイズ) | 約120kcal |
くず餅(1切れ) | 約80〜100kcal |
わらび餅(5〜6切れ) | 約100kcal |
水まんじゅう(1個) | 約70〜90kcal |
寒天ゼリー(あんみつなど) | 約60〜80kcal(シロップ控えめ) |


ダイエット中に大福を食べるならどのタイミング?


先述した通り大福は糖質とカロリーが高めの和菓子ではありますが、実はダイエット中に食べるのが絶対にNGというわけではありません。
実は、同じものを食べても「いつ食べるか」によって体への影響は変わってきます。
たとえば、大福を朝食後やおやつの時間(15時前後)に食べた場合、活動量が多い時間帯のためエネルギーとして使われやすく、脂肪になりにくいです。
反対に、夜遅い時間に甘いものを食べると、使われなかったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。
大福を楽しむなら、なるべく日中の早い時間帯を選ぶのが安心ですね。
もうひとつ注意したいのが、お腹が空きすぎているときに甘いものを食べること。
空腹状態でいきなり糖質を摂ると、血糖値が急上昇しやすくなり、その結果としてインスリンというホルモンが脂肪をため込みやすくなるんです。
もしどうしても甘いものが食べたいときは、野菜やスープなどを少し口に入れてからにすると、血糖値の急上昇を防ぐことができます。
「先にちょっとお味噌汁を飲んでから大福」なんて工夫も、意外と効果的ですよ。
ダイエット中でもOKな大福の選び方・食べ方


「どうしても大福が食べたい…!」という日もありますよね。
我慢ばかりしているとストレスがたまってしまい、かえって食欲が爆発してしまうことも。
そんなときは、無理に我慢せず、選び方や食べ方を工夫して“上手に食べる”ことがポイントになります。
ここでは、ダイエット中でも取り入れやすい大福の選び方をご紹介します。
- 小ぶりなサイズを選ぶ
- 素材や甘さ控えめタイプをチェックして選ぶ
- ほかの食事とのバランスを意識する
- よく噛んでゆっくり食べると満足度アップ
小ぶりなサイズを選ぶ
食べる量を少し抑えるだけでも、摂取カロリーは大きく変わります。
最近では、コンビニやスーパーでもひとくちサイズやミニサイズの大福が売られていることが増えてきました。
そういった小ぶりなタイプを選ぶことで、満足感はキープしながらカロリーや糖質を抑えることができます。
また、1個を丸ごと食べるのではなく、半分に切って冷蔵庫に残しておくのもおすすめの方法です。
時間をおいて食べることで、自然と食べ過ぎを防ぐことができますよ。
素材や甘さ控えめタイプをチェックして選ぶ
ひとくちに大福といっても、あんこの種類や使用されている原材料はさまざま。
たとえば、粒あんはこしあんよりも食物繊維が多く、満腹感が得られやすいという特徴があります。
また、「甘さひかえめ」と書かれた商品は、砂糖の使用量が少なめに調整されている場合が多く、ダイエット中の選択肢としても取り入れやすいでしょう。
最近では、オートミールや雑穀を使った大福、プロテイン入りの和スイーツなども登場しています。
こういった工夫された商品を選ぶことで、罪悪感を感じずに甘いものを食べることができます!
ほかの食事とのバランスを意識する
大福を食べるなら、その前後の食事を少し意識してみましょう。
たとえばお昼に大福を食べたなら、夜ごはんはご飯の量を減らして野菜を多めにするといった調整が効果的。
たんぱく質を中心としたメニューにすれば、腹持ちもよく、余計な間食も防げます。
また、朝昼晩で食事のバランスを取ることで、自然と摂取カロリーをコントロールしやすくなります。
よく噛んでゆっくり食べると満足度アップ
甘いものを食べるとき、つい急いで食べてしまいがちですが、よく噛んで、ゆっくり味わうことを意識してみましょう。
大福のもちの部分はもともと弾力があり、噛みごたえがあるため、自然とゆっくり食べやすいお菓子です。
しっかり噛んでいると、満腹中枢が刺激されて「少しで満足したな」と感じやすくなりますよ。
テレビを見ながらや、スマホを操作しながら食べる「ながら食い」は、食べた実感が薄れて食べすぎの原因になることもあります。
できれば、お茶を淹れてちょっと一息つくような感覚で食べるようにするのがおすすめです。
ダイエット中に大福は食べてもいい?まとめ


最後に本記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 一般的な大福は1個で約200キロカロリー、糖質も高めなので食べ方には注意が必要
- 食べるなら朝〜夕方の間に!空腹時や夜遅くの摂取は避けたほうが安心
- 小ぶりサイズや甘さ控えめタイプを選ぶと、カロリーを抑えやすい
- 食べる前後の食事を軽めにするなど、バランス調整も大切
- よく噛んでゆっくり味わうことで、満足感が得られやすくなる



ときには甘いものも上手に取り入れながら、自分らしいペースで前向きにダイエットを続けていけるといいですね!