ダイエットにおけるヨーグルトの4つの効果とは？注意点も解説

発酵食品の代表ともいえるヨーグルトは、ダイエットの味方というイメージをお持ちの方も多いはず。

しかしヨーグルトの何がダイエットに効果的なのか、またどのように活用すればいいのかという部分まで、詳しくご存じでしょうか？

確かにヨーグルトは上手に活用すればダイエットに良い効果を発揮しますが、活用方法を間違えると逆効果になってしまうこともあるため注意が必要です。

ダイエットにおけるヨーグルトの効果とは？

ダイエットにおけるヨーグルトの効果4選

ヨーグルトはダイエットの強い味方とし長年注目され続けています。

その理由は、ヨーグルトに含まれる成分が痩せやすい体作りに高い効果を発揮するという部分にあります。

まずは、ヨーグルトにおけるダイエッ​​トの効果を4つ紹介していきます。

善玉菌が増えるため痩せ体質につながる

ヨーグルトには「善玉菌」と呼ばれる乳酸菌が豊富に含まれています。

ヨーグルトを食べると善玉菌が腸内で増え、腸内環境が整い、その結果自然と痩せやすい体質になることに期待できます。

腸内に善玉菌が少ない状態だと、悪玉菌が増え腸内環境が悪化し、ダイエットの天敵である便秘につながることも。

ダイエットをしてもなかなか効果が出ないという方は、体の内部に痩せにくい要素がある可能性があります。

痩せにくい要素の一環である善玉菌不足を補うためにも、食生活にヨーグルトを取り入れるのは効果的です！

乳酸菌を生成するためデトックス効果が見込める

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、デトックス効果も期待できます。

乳酸菌には消化を助けるだけでなく、体内の毒素を排出する効果があるのです。

体内に老廃物などの毒素が溜まってしまうと、全身の巡りが悪くなり痩せにくい体質へと変わっていってしまいます。

効果的にダイエットがしたい方は、ヨーグルトを活用し腸内の乳酸菌を増やし、痩せ体質を目指しましょう。

血糖値の上昇を緩やかにしてくれる

ヨーグルトは血糖値の急激な上昇を抑える効果もあります。

糖質が含まれる食事の前後にヨーグルトを摂取することで、食後の血糖値の上昇が緩やかになり、インスリンの急激な分泌を抑えてくれるのです。

タイミングよくヨーグルトを摂取すると体が脂肪を蓄えにくくなり、ダイエット中の大敵である過食を防ぐ効果も見込めます。

腸が活性化し基礎代謝がアップする

腸が活性化すると、その結果として代謝が促進されます。

ヨーグルトの乳酸菌による腸内環境の改善は、腸の運動を活性化し、同時に基礎代謝を高める効果が期待できます。

基礎代謝がアップすることで消費カロリーが増え、より効率的なダイエットが可能になるわけです。

---

ダイエットのみならず多くの効果が見込めるヨーグルトは、キレイを目指す女性の強い味方であると言えます。

ダイエットにおけるヨーグルトの上手な活用方法

ダイエットにはヨーグルトが効果的であることがわかりましたが、何も考えずにヨーグルトを食べていても大きな効果を得ることはできません。

ヨーグルトをダイエットに無駄なく活用するのであれば、以下のポイントを抑えることが大切です。

食事の前にヨーグルトを食べる

食事の前にヨーグルトを少量食べることで、食欲をコントロールすることができます。

ヨーグルトに含まれるタンパク質や乳酸菌は満腹感を高める効果があり、結果的に食事量を抑えることにつながるのです。

また、ヨーグルトに含まれる成分には消化を助ける働きもあるため、食事後の胃の不快感を軽減する効果も期待できます。

間食の代用として食べる

ダイエット中はチョコレートやスナック菓子の代わりにヨーグルトを食べることで、無理なくカロリーを抑えながら、小腹を満たすことができます。

ナッツやフルーツをトッピングすれば、栄養バランスもよくなり、飽きずに続けることができますよ。

上記に当てはまる方は、間食の代用としてヨーグルトを取り入れれば、ダイエット中のストレスを軽減する効果も期待できます。

温めて食べる

普段冷たいヨーグルトを温めて食べることで、新しい食感を楽しめるともに消化がより促進されます。

温かいヨーグルトは体を温める効果もあり、冷え性の改善にもつながることが期待されます。

ただしヨーグルトを加熱しすぎると乳酸菌が死んでしまうので、40℃程度を目安に温める温度は調整するようにしましょう。

ダイエットしたいと願うならまず腸内環境整えた方がいいと思う。便通が良いと体の調子も肌の調子もいいし痩せやすいと感じる。実家の食生活だと便秘がちだったけどキャベツ、ごぼう、こんにゃく、キウイ、チーズ、オリーブオイルいずれか毎日食べとけば大体いける。困った時はホットヨーグルト。

— こつぶ💪💣 (@hama_chiii) January 28, 2020

含まれる乳酸菌の種類を見て商品を選ぶ

ヨーグルトにはさまざまな種類の乳酸菌が含まれていますが、その効果は菌の種類によって異なります。

商品選びの際にはラベルをしっかりと確認して、目的に合った乳酸菌が含まれているかどうかをチェックしましょう。

ダイエット中にヨーグルトを食べる際の注意点

ヨーグルトはダイエットに有効ですが、活用する際にはいくつかの注意が必要です。

ここで挙げるポイントに注意して、ヨーグルトを賢くダイエットに取り入れましょう。

低糖質・低脂肪の商品を選ぶ

市場には様々なヨーグルトが出てきていますが、ダイエット中は特に低糖質・低脂肪の商品を選ぶことが重要です。

糖質や脂肪が多いヨーグルトはカロリーも高くなりやすいため、ラベルを確認して、無糖または低糖質、低脂肪のものを選びましょう。

ヨーグルトと一口に言っても、その種類によって糖質・カロリーはかなり大きく異なります。

ヨーグルトの種類	糖質	カロリー
全脂無糖ヨーグルト	4.9g	62kcal
低脂肪無糖ヨーグルト	5.2g	45kcal
無脂肪無糖ヨーグルト	5.7g	42kcal
加糖ヨーグルト	12g	67kcal

摂取量は1日200ml程度に抑える

ヨーグルトは健康に良い食品ですが、摂取量は適量を守ることが大切です。

1日に200ml程度を目安にすることで、カロリーオーバーを避けつつ、ヨーグルトの健康面に良い効果だけを得ることが可能です。

どんなに体に良いとはいえ、過剰に摂取してしまうと逆にカロリー過多になり、ダイエットに逆効果となる可能性があるため注意しましょう。

乳糖不耐症の人はお腹を壊すリスクあり

乳糖耐症の人は、乳製品を摂取すると消化不良を起こしやすいです。

ヨーグルトは他の乳製品に比べて消化しやすいと言われていますが、これには個人差あり。

乳糖不耐症の方がダイエットにヨーグルトを取り入れるかどうかは、自分の体質と相談して決めましょう。

腸内環境の変化までは最低2週間はかかる

ヨーグルトによる腸内環境の改善効果を実感するには、少なくとも2週間の継続が必要です。

即効性を期待するのではなく、毎日続けて食べることで、腸内環境が徐々に改善されていくことを意識しましょう。

すぐに効果が出ないからと言ってあきらめてしまうと、ヨーグルトの効果を実感することはできません。

ダイエットにおけるヨーグルトの効果と注意点まとめ

最後に、本記事の内容をおさらいしましょう。

解説したポイントを簡潔にまとめると、以下のとおりです。