筋トレ後にお菓子は食べてもいいの？注意点と食べてOKなおすすめお菓子全10選

ダイエットのために筋トレをしているのに、しっかり自分を追いこんだ直後「甘いお菓子が食べたい！」と感じてしまう方は実は少なくありません。

なぜなら、筋トレの後に糖分を体が欲するのは科学的に証明されているれっきとした理由があるのです！

今回は、筋トレ後に甘いお菓子が食べたくなる理由から筋トレ後のお菓子の注意点、食べてOKなおすすめのお菓子をピックアップしてわかりやすく紹介していきます。

筋トレ後におすすめなお菓子全10選

筋トレ後にお菓子が食べたくなるの理由を体の仕組みから解説

筋トレ後に甘いお菓子を食べたくなる現象…。

これは実は、私たちの体が示す反応としては自然なものであるとされています。

その理由について3つの観点からシンプルに解説していきます。

筋トレ後はグリコーゲン補充のために体が糖分を欲する

まず、筋トレをすると体はエネルギーをたくさん消費しますよね。

特に筋肉の中にある「グリコーゲン」というエネルギー源が筋トレによって減少することになるのですが、グリコーゲンはそもそも糖質の摂取によって体内で生成されるエネルギー。

筋トレが終わると、体はこのグリコーゲンを補充しようとします。

その結果糖分を欲するようになり、甘いお菓子が特に魅力的に感じられるわけです。

筋トレ後は体がさらに気分を上げるため糖分を欲する

運動すると体は「エンドルフィン」という気分を良くする物質を分泌します。

このエンドルフィンのおかげで、運動後は気分がアップします。

筋トレで自分をガッツリ追い込んだ後、謎の高揚感に襲われた経験のある方は少なくないはず。

これはエンドルフィンがたくさん分泌された結果なのです。

甘いものを食べる際も実はエンドルフィンが分泌されるのですが、筋トレによってエンドルフィンが分泌された結果さらに身体はエンドルフィンを求め、甘いものを食べたいという気持ちが強くなるとされています。

筋トレ後に血糖値が下がると体は糖分を欲する

筋トレ後は血糖値が下がることがあります。

筋トレの内容がハードであればあるほど血糖を消費するため、運動後に血糖値が下がる可能性が高くなります。

人間の体は血糖値が下がると空腹感が生じやすくなり、甘いものを食べたくなることにつながります。

筋トレ後のお菓子はコレさえ守れれば食べても大丈夫

筋トレ後に甘いものが欲しくなるのは、人間の体の反応としてごく自然なものであることがわかりました。

ただ、せっかく筋トレをしたにもかかわらず甘いものを食べてしまったら…筋トレ効果が半減したり台無しになってしまうのでは？と不安を感じてしまいますよね。

でも大丈夫。

結論から言うと、筋トレ後のお菓子はいくつかのポイントを守ることで筋トレの効果にデメリットを及ぼすことはありません！

筋トレ後にお菓子を食べる際、ダイエット効果を台無しにしないために重要なポイントについて見ていきましょう。

適量を守って食べる

筋トレ後のお菓子はとにかく量に気をつけましょう。

たとえば、チョコレートなら小さめの一枚、クッキーなら2～3枚程度にしておくのが安心です。

いくら筋トレでカロリーを消費しているとはいえ、過剰に食べ過ぎるとせっかくのトレーニング効果が水の泡になってしまうかもしれません。

一日のうち、消費カロリーが摂取カロリーを上回る生活をしていけば自然とダイエットは成立していきます。

1日の摂取カロリーをしっかり計算し、その範囲内でお菓子を食べるようにしてくださいね。

糖質とタンパク質のバランスを考えてチョイスする

筋トレ後に食べるお菓子を選ぶときは、糖質だけでなくタンパク質も含まれているものを選びましょう。

タンパク質は筋肉の修復に必要な栄養素。

タンパク質が含まれているお菓子なら、筋肉の修復にしっかりと役立ってくれます。

甘いお菓子を食べながら筋トレの効果を実感したいなら、たんぱく質を含むお菓子が強い味方です。

低脂肪・低カロリーのお菓子を選ぶ

筋トレ後にお菓子を食べるなら、カロリーが高いお菓子は避けて、低脂肪や低カロリーのものを選びましょう。

先ほどもお話しした通り、ダイエット目的で筋トレを行うなら消費カロリーを摂取カロリーが上回る事態は避けなければなりません。

甘さを楽しみながらもカロリーを抑えることができる低脂肪・低カロリーのお菓子を選び、罪悪感なく楽しみましょう！

食べるタイミングに気を付ける

筋トレ直後は体が特にエネルギーを必要としています。

このタイミングでお菓子を食べるとエネルギーとして摂取カロリーが効率よく使われるため、摂取した糖質が体脂肪にかわるリスクを最小限に抑えることが可能です。

トレーニング後30分以内に食べる軽いお菓子は、体の回復にも役立ちますよ。

筋トレ後はできるだけ早いタイミングでお菓子を食べるようにするのがおすすめです。

筋トレ後におすすめなお菓子5選【プロテイン系】

筋トレ後に食べるお菓子を選ぶ際の注意点について解説してきましたが、該当するお菓子を自分で一から探すとなると大変ですし、不安が残ってしまうと思います。

そこでここからは、筋トレ後におすすめなお菓子の具体例を紹介していきます！

まずは、筋トレを頑張っている方に強くおすすめしたいプロテイン系のお菓子から5つ、ピックアップしてみました。

マイプロテイン　プロテインブラウニー

内容量	75ｇ
エネルギー	287kcal
タンパク質	23.0g
炭水化物	27ｇ
脂質	14 g

プロテインやEAAなどの通販で有名なマイプロテインから発売されている人気商品。

チョコレートの濃厚な味わいで高タンパク質と低糖質を実現、筋トレ後の甘いご褒美に最適です。

１本満足バー　プロテインブラック

内容量	39g
エネルギー	185kcal
タンパク質	15〜22g
炭水化物	10g
脂質	9.3g

コンビニなどでも気軽に手に入る一本満足バーのシリーズ商品。

糖質オフで高タンパク質、口当たりが楽しいカリカリ食感のチョコバーは筋トレ後のエネルギーチャージにぴったりです。

TOPVALU プロテインバー シリアルチョコ

内容量	36g
エネルギー	172kcal
タンパク質	15g
炭水化物	8.8g
脂質	9g

TOPVALUから販売されているプロテインバー。

シリアルの食感とチョコの味わいを楽しみつつ、手軽にタンパク質を摂取できます。

SIXPACK プロテインバー

内容量	40g
エネルギー	152kcal
タンパク質	20g
炭水化物	11g
脂質	4.2g

UHA味覚糖から販売されている、トレーニングに合わせた2種類のプロテイン配合の商品です。

低脂質・低糖質でも高いタンパク質含有量なのが大きな魅力。

ストロングバー カカオブラック

内容量	60ｇ
エネルギー	225.8kcal
タンパク質	22.5g
炭水化物	20.5g
脂質	8.0g

ンプルな原材料で作られた高タンパク質バー。

20gのプロテインと10gの食物繊維を含み、グルテンフリー、砂糖不使用、非遺伝子組み換えなのが特徴です。

筋トレ後におすすめなお菓子5選【和菓子系】

お菓子と一言で言ってもさまざまな種類があるわけですが、実は和菓子は筋トレとの相性が抜群であることが知られています。

その理由は簡単に以下の通り！

そこで以下では、筋トレ後に特におすすめの和菓子を5つピックアップし、それぞれの栄養成分を100グラム当たりで紹介します。

ようかん

エネルギー	約300kcal
炭水化物	約70g
タンパク質	約5g
脂質	約0.2g

あんこを固めた和菓子である羊羹は自然な甘さが特徴。

適量を摂れば、筋トレ後のエネルギー補給に適しています。

大福

エネルギー	約220kcal
炭水化物	約50g
タンパク質	約3g
脂質	約0.5g

もち米で作られた大福は、中にあんこが入っていて、甘さともちもちの食感が楽しめます。

筋トレ後の適度なエネルギー摂取にはかなりおすすめです！

きな粉餅

エネルギー	約230kcal
炭水化物	約50g
タンパク質	約7g
脂質	約1g

きな粉（大豆の粉）がたっぷりかかったお餅です。

きな粉に含まれるタンパク質が筋トレ後の体に良い影響を与えます。

わらび餅

栄養成分	100g当たり
エネルギー	約100kcal
炭水化物	約25g
タンパク質	約0.5g
脂質	約0.1g

わらび餅は、ぷるぷるの食感が特徴の和菓子です。

低カロリーでありながら甘さを楽しむことができ、最近ではコンビニでも気軽に買えるおいしい商品が増えてきています。

あんみつ

エネルギー	約270kcal
炭水化物	約65g
タンパク質	約3g
脂質	約0.5g

あんみつは、寒天やあんこ、果物などが入った和菓子で、甘さと同時に様々な触感が楽しめます。

ただしアイスが乗ったものなどカロリー高めのバリエーションが豊富な和菓子でもあるので、なるべくシンプルなものを選ぶようにしましょう。

筋トレ後にお菓子は食べてもいい？まとめ

最後に本記事の内容をおさらいしておきましょう。