きゅうりすりおろしダイエットって本当に痩せるの？効果とやり方をやさしく解説

きゅうりをすりおろして食べるだけで痩せる…そんなシンプルなダイエット法があると聞いたら、ちょっと気になりますよね。

きゅうりはカロリーがとても低く、水分がたっぷり含まれている野菜。

これをすりおろすことで、酵素の力を引き出しやすくなり、ダイエットやむくみ対策に役立つと注目されています。

きゅうりすりおろしダイエットは簡単！

きゅうりすりおろしダイエットとは

きゅうりすりおろしダイエットは、その名の通り「すりおろしたきゅうりを食事に取り入れる」という、シンプルなダイエット方法です。

きゅうりはただの野菜なのに、なぜダイエットにつながるのか不思議に思うかもしれません。

実は、きゅうりには酵素やカリウムなど、体を整える成分が豊富に含まれています。

さらに、すりおろすことで、これらの成分が吸収されやすくなると言われています。

きゅうりに含まれる「ホスホリパーゼ」＝痩せ成分！

きゅうりには「ホスホリパーゼ」と呼ばれる酵素が含まれています。

これは、脂質の分解をサポートする働きがあるとされる成分で、ダイエットとの相性が良いと注目されています。

ただし、熱に弱いため加熱せず、生のまま食べることがポイントです。

食前に食べると満腹感アップ

すりおろしきゅうりをどのタイミングで食べるのが一番効果的かというと、食前です。

すりおろしたきゅうりを食事の前に食べることで、胃に水分と食物繊維が入りやすくなり、自然と満腹感が出やすくなります。

これによって、「いつもより少ない量で満足できた」「つい食べすぎるのを防げた」といった効果を得られるわけですね。

手軽に続けやすいのが魅力

ダイエットは、どんなに効果的でも続けられなければ意味がありません。

その点、きゅうりすりおろしダイエットは、食材も手軽で準備もシンプル。

きゅうり1本とおろし器さえあればすぐに始められ、時間もかかりません。

料理が苦手な方や忙しい方にもぴったりな方法といえるでしょう。

いろいろと値上がりが気になる現代ですが、きゅうりの値段はそこまで上がることなく安定しているのもうれしいポイントですね。

きゅうりすりおろしの嬉しい効果とは？

きゅうりは「水分ばかりで栄養がない」と思われがちですが、実は体にとってうれしい成分がたくさん含まれている野菜です。

すりおろして取り入れることで、それらの働きがより活かされやすくなると言われていますよ。

ここでは、きゅうりすりおろしに期待できる主な効果を3つの視点から紹介します。

むくみ対策に役立つカリウムが豊富

きゅうりに多く含まれる「カリウム」は、体の中の余分な塩分や水分を外に出してくれる働きがあります。

特にこんな方におすすめです。

水分をしっかりと排出できると、翌朝のスッキリ感も変わってきます。

水分補給＆熱中症対策にも◎

きゅうりの成分の約95％は水分。

そのため、暑い季節や運動のあとなど、体が乾きやすいタイミングにもぴったりです。

甘いジュースなどに頼らなくても自然な水分補給ができるので、カロリーを気にせず取り入れられるのもうれしいポイントです。

さらに、すりおろした状態だと体内への吸収もスムーズになるため、軽い不調のときにもやさしく取り入れやすい食材といえます。

お通じが整いやすくなる

きゅうりには、水分だけでなく少量ながら食物繊維も含まれています。

さらに、すりおろすことで消化吸収がしやすくなり、腸にやさしく届くようになります。

便秘ぎみの方や、お腹の張りを感じやすい方は、日々の食事に取り入れてみると、腸内環境の改善が実感できるかもしれません。

腸が整えば、代謝や免疫の面でも良い循環が生まれやすくなりますよ。

きゅうりすりおろしを食べることで、代謝を上げたり、脂肪を燃やしたり、むくみを解消したりすることができます。 きゅうりすりおろしを食べることで、水分や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を摂取することができます。 健康的にダイエット。カリウムが補給できるので熱中症予防にもなるよ～ pic.twitter.com/oLLOC5Lr44

— のるん🐥健康プリンセス (@Balance296) June 15, 2024

きゅうりすりおろしダイエットのやり方と続け方

「きゅうりすりおろしダイエットをやってみたいけど、どう始めたらいいかわからない」

そんなあなたのためにここでは、無理なく毎日の生活に取り入れられるよう、きゅうりすりおろしダイエットの基本的なやり方と工夫のポイントをご紹介します。

1日1〜2本を目安にすりおろす

摂取量の目安は、1日につききゅうり1～2本ほど。

1本あたりおよそ35キロカロリーととても低カロリーなので、ダイエット中でも安心して取り入れられます。

ただし、たくさん食べればいいというわけではありません。

食べすぎると体が冷えたり、お腹が緩くなってしまうこともあるため、まずは1本から試してみるとよいでしょう。

すりおろすと、ボリュームが減って食べやすくなりますが、その分食べた満足感も感じづらくなることがあるため、ゆっくり味わうようにしてくださいね。

食前または朝食代わりに食べる

きゅうりすりおろしは、食前や朝に食べるのが特におすすめのタイミングです。

こんなふうに取り入れてみましょう。

食事の前にきゅうりを食べておくと、満腹感を感じやすくなり、自然と主食やおかずの量を抑えることにもつながります。

味に飽きたらアレンジしてOK

毎日続けていると、同じ味では飽きてしまうこともありますよね。

そんなときは、ちょっとした味の変化をつけて楽しみましょう。

気分に合わせて味を変えれば、無理なく続けやすくなります。

きゅうりすりおろしダイエットの注意点

きゅうりすりおろしダイエットは体にやさしく続けやすいですが、やり方を間違えると逆効果になってしまうこともあります。

ここでは、始める前に知っておきたい注意点をまとめました。

体を冷やしすぎないように注意

きゅうりは体を冷やす性質があるといわれています。

特に冷蔵庫から出したばかりの冷たいきゅうりを大量に食べると、胃腸が冷えてお腹の調子が悪くなったり、女性の場合は生理不順の原因になることもあるので注意が必要です。

こんな工夫で体への負担をやわらげましょう。

体調に合わせて無理なく取り入れるようにしてくださいね。

きゅうりだけに頼りすぎない

きゅうりをたくさん食べたからといって、それだけで痩せられるわけではありません。

あくまで、「脂っこい食事を控えたい」「食べすぎを防ぎたい」といった場面でのサポート役として使うのがベストです。

偏った食事や、極端な制限と組み合わせてしまうと、栄養バランスが崩れ、体調不良につながるおそれもあります。

主食・たんぱく質・野菜をバランスよくとりながら、きゅうりをプラスするようなイメージで活用しましょう。

すりおろしたらすぐ食べる

酵素は空気や光に触れると、時間の経過とともに働きが弱くなってしまう性質があります。

そのため、すりおろしたきゅうりはできるだけ早めに食べるのが理想的です。

冷蔵庫で保存したい場合も、長時間置くと水分が出すぎて風味が落ちてしまうこともあるので、なるべくその日のうちに食べきるようにしましょう。

きゅうりすりおろしダイエットはゆるく取り入れて体を整えよう！まとめ

最後に本記事の内容をおさらいしておきましょう。