ダイエット中に疲れを感じる4つの原因と対処法！疲労感を放置するとどうなる？

ダイエットをする目的は、健康のため、またボディラインのキープなど美意識に基づくものなど人によってそれぞれ。

しかしどんな目的であれ、ダイエット中に疲れを感じてしまうという方は少なくありません。

せっかくダイエットを頑張っているのに疲労感がなかなか抜けないとなると、ダイエットそのものに対するやる気も徐々に減退してしまいますよね。

ダイエット中に疲れを感じる代表的な原因

要注意！ダイエット中に疲れを感じる原因4選

ダイエットに励んでいる最中、やたらと疲れを感じてダイエット計画が思い通りに進まない…。

このような状態に陥ってしまったら、ダイエットに対して体がSOSのサインを出していると考えたほうが良いです。

まずは、ダイエット中に疲れを感じる代表的な4つの原因について確認していきましょう。

栄養不足

ダイエット中に感じる疲れの最も多い原因は、栄養不足によるもの。

カロリー制限を伴うダイエットでは、必要なビタミンやミネラル、特にエネルギー代謝に必要なビタミンB群や鉄分が不足しがちです。

これらの栄養素は体のエネルギー生成の過程に欠かせないため、不足すると疲労感を引き起こします。

また、タンパク質が不足すると筋肉量が減少し、それがさらに疲れやすさにつながってしまうのです。

ダイエット中の栄養不足は疲労感だけでなく、肌質や髪質が悪くなったり、集中力が低下したり…と様々なデメリットも引き起こします。

沢山寝ても疲労感消えないし永遠にどこか体が不調なのはダイエットによる栄養不足が原因だということ、気づいています。

— 長谷川けいすけ⌘制服写真家 (@hasegawa_keisxx) April 12, 2023

無理な運動

早くダイエットの結果を出したいからと言って無理な運動を行うと、体は疲労を蓄積しやすくなります。

特に、高強度の運動を休息日なしで続けると筋肉の回復時間が不足し、筋肉痛や疲労が慢性化する可能性があります。

無理な運動による肉体への負担は体の修復を遅らせ、直接疲労感につながります。

睡眠の質の低下

ダイエット中は、食事の変化や体重の減少による影響で睡眠の質が低下することがあります。

睡眠の質の低下は直接疲労感につながるだけでなく、ダイエットにおいて良いことは一つもありません。

ダイエット中、夜中に目覚めることが増えたという方は要注意！

睡眠の質が低下すると日中の疲労感が増し、集中力の低下やイライラといった症状までを引き起こすことがあります。

ダイエットそのものへのストレス

実は、ダイエットを続けること自体が精神的なストレス源となってしまう場合もあることを忘れてはいけません。

今までのライフスタイルと異なる食生活や運動を日常生活に取り入れることは、想像以上にメンタル面に大きな変化を及ぼします。

この変化が持続的なストレスを引き起こし、疲労感につながることがあるのです。

ダイエットによる急激な体重変化、また目標体重に到達できないというプレッシャーも心理的な負担を増加させ、疲れや不安感を感じさせる原因となります。

ダイエット疲れを解消するために重要なポイント

ダイエット中に疲れを感じる原因は大きく4つあることがわかりました。

ここからは、前述したダイエット疲れの原因を解消するために重要なポイントをそれぞれ解説していきます。

バランスの良い食事計画を立てる

食事はダイエットの基本中の基本。

しかし、「食べない」ダイエットや過度な食事制限を伴うダイエットは絶対にNG！

なぜなら先ほど紹介した通り、体に必要な栄養が不足すると疲れやすくなったり、体調を崩しやすくなったりするからです。

ダイエット疲れを回避するためにはバランスの良い食事計画を立て、体に必要なエネルギーと栄養をしっかりと摂取しましょう。

ダイエット中の食事には野菜や果物をたっぷりと取り入れつつ、良質なたんぱく質や脂質もバランスよく摂ることが大切です。

運動と休息のバランスを考える

運動もダイエットには欠かせませんが、やりすぎは禁物。

過度な運動は体を疲れさせるだけでなく、ケガのリスクも高めます。

最初は週に2〜3回、30分から1時間の運動を目安にしましょう。

そして、運動の後はしっかりと休息を取ることが大切です。

休息日を設けることで体は回復し、次の運動に備えることができます。

ただしストレッチや軽いウォーキングは休息日に取り入れてもOK。
体を動かすことで、血行が促進され、リラックス効果も期待できます。

質の良い睡眠を確保する

睡眠はダイエット中の体と心の両方にとって重要な回復の時間であり、ダイエット疲れを解消するには欠かせません。

以下のポイントを心がけ、より良い睡眠を得られるよう意識してみましょう。

なお、質の高い睡眠はダイエット疲れを解消するだけでなく効率的に脂肪燃焼することにもつながります。

寝ている間の脂肪燃焼については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

しっかりとストレス管理を行う

ダイエット中のストレス管理は、ダイエットを成功させるためには必要不可欠。

ストレスが溜まると、体だけでなく心にも負担がかかり、ダイエット疲れを感じやすくなります。

対処法としては、日々の生活にリラクゼーションの時間を取り入れることが大切です。

瞑想やヨガなど心を落ち着かせる活動を取り入れるのも良いですが、自分の好きなことをする趣味の時間を作るだけでも十分ストレス発散につながります。

楽しいと感じられる時間に没頭することで、一時的にでもダイエットのプレッシャーから解放され、ストレスの軽減になりますよ。

ダイエット中はいつも以上にストレスを上手に管理し、健康的な体と心を維持できるよう努めましょう。

ダイエット疲れを感じているのに無理にダイエットを継続するとどうなる？

ダイエット中、疲れを感じていながらも無理にダイエットを継続することにこだわってしまう方は少なくありません。

しかし、上記の状態は体と心にさまざまなリスクをもたらします。

疲れを感じながらもダイエットをそのまま継続すれば、一時的な体重減少は達成できるかもしれませんが、長期的な健康への悪影響や最終的なダイエットの失敗につながる恐れがあるのです。

体への影響として考えられること

疲れを感じながらのダイエットは栄養不足を引き起こし、免疫力の低下、筋肉量の減少、代謝の低下などを招きます。

上記はダイエットの効果を逆に損なうだけでなく、体調を崩しやすくする原因となります。

特に、筋肉量が減少すると基礎代謝量も低下するため結果的に太りやすい体質になり、リバウンドするだけでなくその後のダイエットの効果が得にくくなってしまうこともあります。

心への影響として考えられること

ダイエット疲れを感じながらのダイエットの継続は、心への影響も無視できません。

無理なダイエットはストレスや不安、うつ症状を引き起こすことがあり、これらの精神的な問題は食べることへの罪悪感や過食症、拒食症などの摂食障害を引き起こすリスクを高めます。

ダイエット疲れを感じているにも関わらず無理に減量を続けることに、体重を減らすこと以上の価値があるかどうかは考え直さなければなりません。

ダイエット中に疲れを感じる4つの原因と対処法まとめ

最後に、本記事の内容をおさらいしましょう。

解説したポイントを簡潔にまとめると、以下のとおりです。