セルライトを無くす方法として重要なのは入浴。でも、なぜ入浴が重要なのでしょうか?今回は、入浴がセルライトにどんな影響を与え、なぜ重要なのか?から、おすすめの入浴方法まで徹底的に解説します!
気になるセルライトの除去と入浴方法には、切っても切り離せない関係があることを皆さんにお伝えしていきます!
入浴がセルライト除去に効果的なのはなぜ?
入浴がセルライト除去に効果的だと言われているのは、セルライトの性質にあります。
セルライトは、普通の脂肪とは異なり、体内に溜まっている老廃物と脂肪が混ざりあって固まったものです。セルライトと密接に関わっている老廃物は、血液の流れが悪くなることで蓄積されます。つまり、血液の流れを良くすれば、老廃物は、蓄積されづらくなり、リンパ管や血管を通じて体外への排出が促進されるのです。
入浴は、ご存じのとおり、血液の流れを良くすしますので、この老廃物を体外へ排出する効果が期待できるのです。
しかしながら、その効果は、入浴方法によって異なりますので、以下に紹介する入浴方法を行ってみると良いでしょう。
じんわりと汗をかいて毒素を対外に出そう!
汗を大量にかくと、水分と一緒に体の中の毒素も抜けてすっきりした気分になります。しかし、実は、汗をかくことで毒素が排出されるということはほぼなく、毒素と言われている体内で作られた不要になった老廃物や食事や呼吸などで対外から入ってきた毒素が汗で輩出されるのは全体の3%程度だと言われています。そして、毒素を排出するのは、ほとんどが腎臓で担っています。そのため、汗をかくことで直接的に毒素が排出されるという効果はあまり期待できません。しかし、汗をかくことで腎臓を流れる血液量が増え、毒素の排出量を増やすことができます。つまり、汗をかくことで間接的に毒素の排出は促されるのです。
汗には、汗線のみからでる”サラサラ”とした汗と、汗線と皮脂腺の両方からでる”じんわり”とした汗の2種類があります。このうち、間接的にでも、老廃物を排出する作用があると言われているのは、”じんわり”と汗をかく方です。入浴では、じんわり汗をかくような温度でじっくり入ると良いでしょう。
気をつけてほしい!NGな入浴方法
汗をかくからといって、40℃以上の熱いお湯で短時間に汗をかく方法はおすすめではありません。セルライト除去をするための入浴方法で大事なことは、体の芯からじんわり温まることです。熱いお湯につかると、皮膚の表面だけに熱が移っただけになってしまうため、体の芯から温まることができません。せっかくの入浴が無駄になってしまわないためにも、熱いお湯ではなく、38℃〜40℃に設定したお湯につかりましょう。
おすすめの入浴方法
1.半身浴
じんわり汗をかき、体の芯まで温め、血流を良くする入浴方法として最適なのが半身浴です。ここまででお伝えしてきたセルライトを無くすために必要な要素が、半身浴には凝縮されています。半身浴をする上で大切なポイントは、
- お湯の温度は38℃〜40℃
- 入浴時間は20分〜30分
- お風呂のフタをする
- 部屋の温度は26℃〜28℃
バスソルトなどの入浴剤を入れる
バスソルトなど、発汗を促してくれる入浴剤を入れるとより効率的に汗をかくことができます。中でもエプソムソルトは、温浴効果が高く、驚くほど汗が出る入浴剤として注目されています。エプソムソルトは、名前にソルトとついていますが実際には塩ではなく温泉などに含まれる硫酸マグネシウムという天然のミネラルで、その結晶が塩のように見えるため、エプソムソルトと言われています。
エプソムソルトを入れることで、より効率的にじんわり汗をかくことができ、血液の流れを良くする効果があるので、セルライトをつくる原因となる老廃物を蓄積させないことも期待できます。
軽くマッサージ
入浴中に太ももやわき腹、二の腕を軽くマッサージをするのもおすすめです。マッサージは硬くなりがちな筋肉を柔らかくすることができ、血流やリンパの流れに有効です。
例えば、太ももの場合は、気になる太ももの部分を両手でしっかりとつかみ、足を上下に動かします。その際には、皮膚の表面ではなく筋肉部分がマッサージされていることを感じてください。
二の腕の場合は、片手で気になる部分をつかみ、腕を曲げ伸ばし、こちらも筋肉が動いていることを確認すると良いでしょう。
セルライト除去には入浴が効果的!
いかがでしたか?セルライトの除去や予防には、血液の流れがとても関係しています。そのため、血流をよくし、発汗を促す入浴が切っても切り離せない関係にあることがお分かりいただけたでしょうか?ポイントはじんわり汗をかくということです。このような入浴をすることで、セルライトを除去し、セルライトが付かない体づくりをしていきましょう!