ダイエットしたいけど、ダイエット食を食べ続けるのは辛いし準備するのもめんどくさい…。
そんな方におすすめなのが鍋ダイエット。
鍋は美味しく食べられて準備も簡単なので、ダイエットにおすすめです。
ただ、鍋にすれば絶対痩せるというわけではなく、鍋ダイエットを成功させるには具材選びも大切です。
そこで今回は、鍋ダイエットにおすすめな具材を紹介していきます。
ダイエットに鍋がよい4つの理由
まずは、ダイエットに鍋がよいと言われている理由を見ていきましょう。
野菜を簡単にたくさん食べられるから
野菜はローカロリー・栄養豊富・食物繊維豊富とダイエットにぴったりの食材です。
ただ、野菜を食べるのは結構めんどくさいもの。
いちいち調理したり組み合わせを考えたりすることを考えると、野菜を食べるのが億劫になってしまいますよね。
糖質制限にぴったりだから
鍋の場合は炭水化物をあまりとらなくても満足できます。
ダイエットをするときに、糖質を制限したいときもありますよね。
ただ「ごはんやパン、麺類など炭水化物がないと物足りない……」と感じる方も多いでしょう。
糖質制限ダイエットするのに、鍋料理が一番バランスがとれているみたい。
— Anastasia (@IvPsyche) December 11, 2022
タンパク質を摂れるから
タンパク質は筋肉作りをサポートして代謝をアップさせる効果があるので、ダイエットに重要な栄養素。
タンパク質は主に肉・魚・大豆などに含まれていますが、これらの具材も鍋に入れれば簡単に食べられますよ。
体が温まるから
鍋を食べることで、体がポカポカと温まりますが、体を温めると代謝がアップします。
冷えを予防して体のめぐりもよくなるので、むくみ改善も期待できますよ。
鍋ダイエットにおすすめの具材6選
鍋には何でも入れたくなってしまいますが、入れるものによってはダイエットに不向きになることもあります。
ここからは、鍋ダイエットをしたいときのおすすめ具材を厳選してご紹介します。
豆腐
豆腐はタンパク質が豊富な食べ物です。
また、肥満の予防によいとされる下記の食材も含まれています。
- 大豆イソフラボン
- βコングリシニン
- レシチン
きのこ
きのこはカロリーが低く、食物繊維たっぷりな具材です。
むくみを予防するカリウムも豊富に含まれているので、体をスッキリとさせる効果が期待できます。
また、うま味成分の「グアニル酸」が含まれており、鍋の美味しさをアップさせる効果も。
- しいたけ
- えのき
- まいたけ
- しめじ
上記のようにさまざまなきのこがあるので、好みのきのこをたっぷりと入れてみましょう。
鶏モモ肉・鶏ムネ肉
鶏モモ肉・鶏ムネ肉はタンパク質が豊富で、太りにくい体を作る「ビタミンB2」が含まれている具材です。
また、肉のなかでも低脂肪・低カロリーなので、肉を食べたいときに鶏モモ肉・鶏ムネ肉はおすすめです!
鶏モモ肉と鶏ムネ肉はどっちの方がヘルシーなの?
どちらかといえば鶏ムネ肉のほうが低脂質・低カロリー・高タンパクなので、ダイエット向きですね。
皮を除けばさらにヘルシーになります。
ただ、鶏モモ肉のほうがプリッとした食感で食べやすいと感じる方が多いです。
ダイエット効果重視→鶏胸肉
美味しさ重視→鶏モモ肉
上記の基準で選んでみるとよいでしょう。
野菜
野菜をたっぷり入れることで、満腹感のある鍋を作れます。
白菜・キャベツ・小松菜などの葉もの野菜をたくさん入れるのがおすすめです。
しらたき
しらたきは食物繊維が豊富で低カロリーな食材です。
水分をすって膨らむ性質を持っているので、満腹感があります。
低カロリーとはよく聞くけど、しらたきって何でできているの?
こんにゃく芋をすりつぶしたもの、もしくはこんにゃく芋を乾燥させて粉にした後に凝固剤などで固めて作っています。
原材料はこんにゃく芋ですが、しらたきの約97%は水分と食物繊維でできています。
貝類
貝類は低カロリー・低糖質・低脂質なものが多く、太りにくい食材です。
亜鉛・ビタミンB12・鉄分など栄養素も豊富にあるので、栄養が偏りがちなダイエット時にぴったりの具材です。
鍋ダイエットに最適なスープ選びのコツ
鍋ダイエットをするときには、スープ選びも大切です。
人気のすき焼きスープやごまスープ、チーズスープなどは高カロリーなので、おいしいですがダイエットにおいてはおすすめできません。
市販のスープは脂質や糖質が高い傾向にあるので注意しましょう。
市販のスープを使う場合は、栄養成分表示をチェックしてみてください。
- 水炊きスープ
- キムチスープ
- 豆乳スープ
上記は比較的カロリーが低いのでおすすめです。
鍋ダイエットを失敗しないための4つのコツ
「鍋ダイエットをしているのにかえって太っている気がする…」
そのような悲劇を起こさないためにも、鍋ダイエットを失敗させないポイントをご紹介します。
- 食べ過ぎない
- スープを飲み干さない
- シメのご飯やラーメンは我慢
- 具材やスープに注意
それぞれ確認していきましょう。
食べ過ぎない
いくら太りにくい鍋ダイエットとはいえ、食べ過ぎてしまえばカロリーオーバーになってしまいます。
お腹いっぱいに食べるのではなく、腹八分目くらいに抑えておくのがおすすめです。
シメのご飯やラーメンは我慢
「鍋といえば、シメも大切!」と思っている方も多いですよね。
しかし、シメとして使われるご飯・うどん・ラーメンなどは糖質を多く含む食材です。
しっかり食べてしまうとダイエットにはなりません。
どうしてもシメを楽しみたい場合は、できる限り少なめの量で済ませましょう。
スープを飲み干さない
スープを飲むことでより満足感・満腹感を得られますよね。
しかし、スープは砂糖や脂質を含んでいることが多いのですべて飲むと太る原因になってしまいます。
スープの飲み過ぎには注意しましょう。
ちなみに市販のスープだと水炊きスープが100gあたり約10kcalと最も低いので、どうしても飲みたいときにはおすすめです。
具材やスープに注意
鍋は必ずしもダイエット食になるとは限りません。
入れる具材やスープによっては、むしろ高カロリーな食べ物になってしまいます。
脂質や糖質の高い具材やスープはなるべく避けましょう。
豚バラ肉や霜降り牛、肉団子、ソーセージ、餃子などを具材として好む方は多いですが、カロリーはかなり高くなるので要注意です。
まとめ
鍋ダイエットは、野菜やタンパク質などをたっぷりと摂取できて、準備も簡単なので、おすすめなダイエットです。
鍋ダイエットを成功させるには、低カロリー・低脂質・低糖質な具材を選ぶのがポイント。
今回おすすめした具材をたっぷり入れれば満足感のある鍋ができるので、ぜひ試してみてくださいね。