妊娠中にエステは受けられる？胎児への影響や受けてはいけない施術についても

エステサロンに通っている最中に妊娠が発覚したり、妊娠中の気分転換にエステに行きたいと思ったりすると上記の点が気になりますよね。

妊娠中の身体でも、通常通りエステサロンの施術を受けて問題がないのか？

また、妊娠中に受けて良いエステ・ダメなエステは…？など、妊娠とエステにまつわる疑問にこちらの記事でお答えします。

＼妊娠中に受けてよいエステ・ダメなエステを先に確認／

妊娠中もOK	妊娠中はNG
・マタニティエステ ・フェイシャルエステ ・フェイスマッサージ ・ブライダルエステ	・アロマトリートメント ・強い刺激のあるマッサージ ・超音波や高周波などのマシンを使用した施術

妊娠中でもエステは受けられる？胎児への影響は？

妊娠中は体がデリケートになりますよね。

そんな中、妊娠前同様にエステに行くことは安全なのでしょうか？

結論を言うと、妊娠中は受けてよいエステと受けてはいけないエステが分かれるため、すべてのエステの施術が受けられるわけではありません。

また、妊娠初期や臨月などは妊娠中に受けても良いエステであっても、慎重になる必要があります。

妊娠中のエステ利用はできるだけ安定期の間にとどめることをおすすめします。

妊婦さんにおすすめ！マタニティエステとは

マタニティエステとは、妊娠中の女性を対象とした施術を指します。

妊婦さんは、ホルモンバランスの変化や体重の増加によって体に様々な変化が起こります。

マタニティエステはこれらの変化をケアすることを目的に、妊娠中の女性の体に配慮した内容となっているのです。

マタニティエステではどのようなことが行われるのか、簡単に見てみましょう。

リラクゼーションマッサージ

妊娠中はストレスがたまりやすいもの。

マタニティエステのリラクゼーションマッサージは、妊婦さんの体に優しく働きかけ、心地よいリラックスタイムをす過ごすことができます。

出産への不安や体調の変動などでたまったストレスを、リラクゼーションマッサージですっきりさせましょう。

リラクゼーションはもちろんのこと、妊娠に伴い悩む女性が増える足のむくみや肩こりの解消にも効果的です。

ストレッチ・体操

妊娠中の適度な運動は、体の調子を整えるのに役立ちます。

マタニティエステでは、専門のトレーナーが妊婦さんの体に合わせたストレッチや体操を指導してくれます。

出産に向けての体力作りをしつつ、太りすぎ防止や運動不足の解消が期待できます。

ボディケア

妊娠中は、肌がデリケートになりがちです。

マタニティエステのボディケアでは、妊婦さんの肌に合った製品を使用して、肌のトラブルをケアします。

特に、妊娠線（肉割れ）の予防やケアに力を入れるサロンが多いですよ。

フェイシャルケア

妊娠中はホルモンバランスの変化で肌荒れが気になる方も少なくありません。

マタニティエステのフェイシャルケアでは、肌のコンディションを整えることができます。

安定期はいったらマタニティエステとかフェイシャル行きたい..
妊娠してからニキビとか肌荒れひどい…

— いちご 1y4mトテトテボーイ🐨 (@ttalgi220210) August 22, 2021

妊娠中に受けてよいエステの種類3選

妊婦さんでも安心して受けられるエステが知りたいという方のために、ここからは妊娠中に受けてよい施術の種類を3つご紹介します。

フェイシャルエステ

妊娠中はホルモンバランスの変化で肌が敏感になることが珍しくありません。

フェイシャルエステでは、肌からデコルテにかけてののクレンジング、マッサージ、パックなどを行います。

料金はサロンによりますが、一回あたり5,000円～20,000円程度が一般的です。

フェイスマッサージ

むくみが気になる妊婦さんにはフェイスマッサージがおすすめ。

血行が良くなり、すっきりしたお顔になれますよ。

料金は3,000円～10,000円程度と、比較的リーズナブルです。

ブライダルエステ

ブライダルエステは結婚式前の女性が式に向けて身体のコンディションを最高の状態にするためのエステです。

コースによって内容は様々ですが、妊娠中でもOKなメニューが複数あるので、ブライダルエステも妊娠中に受けることは可能です。

特に妊娠中は体毛が濃くなる方も多いので、ドレス姿に備えたブライダルエステのシェービングはおすすめです。

ブライダルエステはコース内容にもよりますが、10,000円～50,000円程度です。

妊娠中に受けてはいけないエステとは

妊娠中の身体は非常にデリケートであると同時に、大切な赤ちゃんに悪い影響を与える可能性のある行動は避けなければなりません。

エステの施術は種類によって妊娠中は受けない方が良いものもあるので、確認していきましょう。

アロマトリートメント

一部のアロマオイルは妊婦さんには向かないものもあるので、妊娠中はアロマトリートメントの施術は避けましょう。

アロマオイルによっては、通経作用や子宮収縮作用、堕胎作用、ホルモン様作用、エストロゲン様作用を持っているため扱いには注意が必要なのです。

妊娠中に避けたいアロマオイルの例は以下の通りです。

• ジャスミン
• ラベンダー
• カモミール
• ローズマリー
• フェンネル
• セージ
• ペパーミント
• ゼラニウム

強い刺激のあるマッサージ

強い刺激はお腹に影響を与える可能性があるので、優しい施術を選ぶようにしましょう。

特に、深部組織マッサージなどの強い圧を使用する施術は避けるのが賢明です。

太ももや二の腕などお腹とは関係のない部位に対するマッサージは問題ないことが多いですが、全身のマッサージについてはうつ伏せになる必要があるなどの問題もあるため、妊娠中は我慢するのが得策です。

超音波や高周波などのマシンを使用した施術

超音波や高周波は、通常は肌の奥深くまで働きかけることでしわやたるみを改善したり、引き締め効果を得ることができます。

しかし、妊娠中にこれらの施術を受けると、胎児に影響が出る可能性があります。

超音波や高周波は体内の組織を加熱することがあり、お腹の中の赤ちゃんにも影響を及ぼす可能性があるため、控えるのが賢明です。

また、これらのマシンは強い振動を伴うことが多く、その振動が胎児にストレスを与えることも考えられます。

妊娠中にエステを受けるメリット

妊娠中のエステは限られた施術しか受けることはできないものの、それでも複数のメリットがあります。

妊娠中にエステを受けるメリットは以下の通りです。

妊娠中は体も心も大きな変化が起こり、ストレスが溜まりやすい時期。

エステで施術を受けることで心地よくリラックスでき、ストレスの軽減につながります。

また、妊娠期間中は足のむくみや背中、肩のコリが生じやすくなったり、ホルモンバランスが崩れることによる不調、肌の調子が不安定になるなどの症状が出ます。

エステの施術がこれらを和らげ、体の不調を軽減することにつながります。

エステを受けることで「自分へのご褒美」の感覚を味わい、メンタル面での満足感を得ることができるのも妊娠中のメンタルケアとしてはメリットですね。

これらのメリットを考えると、妊娠中でも安全な範囲でエステを受けることは、ママと赤ちゃんのためにも良い選択と言えるでしょう。

妊娠中のエステの注意点

最後に、妊娠中にエステの施術を受ける場合の注意点を確認しておきましょう。

医師の許可を得る

妊婦さんがエステに行く前には、かかりつけの医師に相談し、許可を得ることが重要です。

自分では大丈夫だと思っていても、自身の身体や胎児の状態によってはドクターストップがかかることもあります。

大切な赤ちゃんと自分のためにも、妊娠中はなるべく独自の判断を避け、一度医師に相談するようにすると安心です。

妊娠していることを伝える

妊娠中にエステサロンを利用する場合、必ず予約を取る前に妊娠していることを伝えてください。

お店によっては、妊婦への施術を行っていない場合や受けられないコースがある場合があります。

黙って施術を受けて何かあってからでは遅いので、必ずこれは守ってくださいね。

また、施術当日は体調や気になる部分などをしっかりとスタッフに伝えるようにして、安心・安全な施術を受けましょう。

無理をしない

妊娠中は体がデリケートなので、無理をせず自分の体調を第一に考えましょう。

もし施術中に違和感を感じたら、すぐにスタッフに伝えてください。

まとめ

最後に、本記事の内容をおさらいしましょう。

解説したポイントを簡潔にまとめると、以下のとおりです。