エステのハーブピーリングについて知りたい!
どんな効果があるの?
リスクやダウンタイムも気になる…。
エステで人気のハーブピーリングに興味があるけれど、自分に向いているのかわからないと悩んでいる方も多いはず。
そこで今回は、ハーブピーリングの特徴や効果、受ける際に注意すべき事柄などをわかりやすくご紹介します。
ぜひこちらの記事を参考に、ハーブピーリングが自分に合っているか判断してくださいね。
ハーブピーリングがおすすめな人・おすすめではない人一覧表
ハーブピーリングがおすすめな人 | ハーブピーリングがおすすめではない人 |
植物由来がよい人 低刺激がよい人 肌の内側から美肌を目指す人 | 植物アレルギーの人 日焼けが強い人 通うのが面倒な人 |
ハーブピーリングとは?種類と特徴を解説
ハーブピーリングとは、植物由来のハーブや海藻由来の成分が入ったピーリング剤を使用して肌の再生を促す施術のことです。
ハーブピーリングの特徴はつぎのとおりです。
- 皮膚の内側から細胞を活性化させてターンオーバーを促す
- 肌への負担が少なくダウンタイムが短い
- 通常のピーリングよりも価格は高め
- 「剥離あり」と「剥離なし」の2種類がある
肌表面の剥離を促す従来のピーリングとは異なり、ハーブピーリングは無理に角質を剥がすのではなく肌の再生を促すものです。
皮膚の内側から生まれ変わるため美肌効果が高く、肌への負担が少ないのが魅力。
大きな効果と高い安全性から、従来のピーリングよりも価格は高い傾向にあります。
また、ハーブピーリングには大きく分けて「剥離あり」と「剥離なし」の2種類があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
剥離あり
剥離ありタイプはその名のとおり、顔の皮膚の剥離があるタイプです。
メリット・デメリットは以下のとおり。
メリット | デメリット |
早く肌がツルツルになる 施術の頻度が少なくて済む | 施術中に痛みを伴う ダウンタイムがある |
剥離タイプは、ハーブが毛穴に入り込み、老廃物を外に出すと同時に顔の皮が剥がれ新しい肌が再生するというもの。
痛みやダウンタイムを伴いますが、即効性があります。
施術の頻度は2~3週間に1回が理想となっており、通う頻度は少なくて済みます。
剥離なし
剥離なしタイプは皮膚を剥がす作用はなく、皮膚が剥がれないタイプ。
メリット・デメリットはいかのとおりです。
メリット | デメリット |
施術中の傷みがない ダウンタイムがない | 効果は緩やか 頻繁に施術が必要 |
剥離なしタイプは、生薬の力で内側から古い角質を押し出すというもの。
非常に低リスクでできる反面、効果は緩やか。
施術の頻度は3日~1週間に1回が理想となっており、頻繁に通う必要があります。
ハーブピーリングはセルフよりサロンがおすすめ
ハーブピーリングは自分で簡単にできるって聞いたけど本当?
最近はさまざまなハーブピーリング剤が販売されており、エステサロンに通わなくても自分でハーブピーリングができます。
セルフでのハーブピーリングには、次のメリットがあります。
- 価格がサロンより安い
- 自宅で自分の好きな時間におこなえる
いっぽう、以下のようなデメリットもあります。
- プロとの技術差があり効果が出にくい
- 最適な施術判断ができず肌荒れを起こしやすい
- 力加減や手順がわかりにくい
- 業務用に比べてピーリング剤の質が劣る
ハーブピーリングは、プロが肌の状態を見極めて質の高いピーリング剤と技術で安心・安全な施術をおこなうエステサロンがおすすめです。
ハーブピーリングに期待できる5つの効果
ハーブピーリングに期待できる効果は、次の5つです。
- ニキビ・ニキビ跡の改善
- シミの改善
- 毛穴の開き改善
- シワの改善やリフトアップ
- ツヤ・トーンアップ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①ニキビ・ニキビ跡の改善
ハーブピーリングは、ニキビ・ニキビ跡の改善に効果があります。
ニキビ、ニキビ跡ができる原因は新しい肌細胞の生成力が弱っている証拠。
ハーブピーリングによって新しい細胞を作り出し、古い角質層が剥がれるといった流れを繰り返すことで改善が見込めます。
②シミの改善
ハーブピーリングは、シミの改善にも効果があります。
シミの原因は、ターンオーバーが衰えてシミの元となるメラニン色素が排出されにくくなること。
ハーブピーリングはターンオーバーを活性化させるので、メラニンの排出を促しシミを改善できます。
ターンオーバーは通常28日周期ですが、40代以上では60日ほどになるといわれています。
③毛穴の開き改善
ハーブピーリングは、毛穴の開き改善にも効果的。
肌の代謝が衰えると、肌のキメが乱れて毛穴が開いたり溝が深くなったりします。
ハーブピーリングは肌の代謝を上げるので、毛穴の目立たないキメの細かい肌が叶います。
④シワの改善やリフトアップ
ハーブピーリングの効果には、シワの改善やリフトアップもあります。
年を重ねるにつれシワやたるみが発生してしまうのは、顔の筋肉や代謝が衰えてくることが原因です。
ハーブピーリングは血液、リンパ、筋肉への刺激を一度におこうことが可能。
筋力や代謝アップができるので、シワ改善やリフティング効果も抜群です。
リフトアップ効果をねらうのであれば、ハーブピーリング以外にハイフもおすすめです。
⑤ツヤ・トーンアップ
ハーブピーリングは、ツヤ・トーンアップにも効果的。
ハーブピーリングは、美容成分が肌の深部まで浸透すると同時にターンオーバーを整え、コラーゲン再生を活性します。
そのため、内側からハリのある明るい肌を叶えることができます。
エステサロンでハーブピーリングを受ける際の注意点
エステサロンでハーブピーリングを受ける際の注意点は、次の5つ。
- ハーブピーリングを受けられないケースがある
- 顔の美容整形がある場合は事前に必ず相談する
- 施術しばらくは肌に負担をかけるメイクを避ける
- 施術前後の一定期間は皮膚への刺激を避ける
- 施術後は日焼け対策を徹底する
ひとつずつ解説していきます。
ハーブピーリングを受けられないケースがある
ハーブピーリングは、次のような場合施術が受けられません。
- 妊娠中や授乳中
- 皮膚疾患で通院中
- 病気の治療中または強い薬を使用している
- アレルギー・アトピー性皮膚炎などで顔全体が強く炎症している
- 植物アレルギー(花粉症以外)
- 日焼け直後(赤み、ほてり、ひりつきなどがある場合)
- 顔剃り直後
- 顔にレーザー治療、脱毛、ピーリングを一定期間内に受けた
ハーブピーリングの施術は、通常のエステでの施術に比べ、肌へのアプローチがダイレクトです。
顔に強い炎症があるときは施術が受けられません。
さらに、ハーブピーリングは植物由来の成分によるピーリング剤を使用するため、植物アレルギーの方は注意が必要です。
また、エステの施術全般にいえることですが、病気の治療中や投薬中などの場合は施術が不可能です。
生理前や生理中などの肌がデリケートな時期や体調がすぐれないときの施術は避けましょう。
顔の美容整形がある場合は事前に必ず相談する
顔の美容整形がある場合は事前に必ず相談しましょう。
施術の内容やおこなった時期によってはハーブピーリングが受けられない場合があります。
施術後しばらくは肌に負担をかけるメイクを避ける
施術後しばらくは肌に負担をかけるメイクを避けましょう。
- シリコン入りのファンデーションやコンシーラー
- 酸化鉄などの重金属を多く含む商品
- オイル入りのクレンジング
メイクアップの化粧アイテムだけでなく、クレンジングも注意が必要。
シリコンやオイルは毛穴をふさぎ黒ずみやニキビ悪化に、重金属は肌の酸化を促し老化を促進につながります。
サロンによっては施術後に使用する化粧品の指定があります。何を使えばよいかわからない場合は、エステティシャンに聞いてみましょう。
施術前後の一定期間は皮膚への刺激を避ける
施術前後の一定期間は、ピーリングやマッサージなど皮膚への刺激となる行為を避けましょう。
特に施術後は新しい肌が生まれ変わるまでの途中、一時的に肌の保護膜(皮脂膜)がなくなってしまうので注意が必要。
肌の水分が蒸発しやすくなりバリア機能が低下してしまいます。
クレンジングや洗顔は優しく手短に済ませ、しっかりと化粧水で水分を入れた後クリームで蓋をしましょう。
施術後は日焼け対策を徹底する
施術後は日焼け対策を徹底することも大切です。
ハーブピーリング後の肌は、肌の感光性が高まり日焼けしやすい状態。
夏は特にSPF50.PA++++の日焼け止めを使用し、日中室内で過ごす場合でも、必ず日焼け止めを使用しましょう。
エステのハーブピーリングを解説まとめ
最後に本記事のおさらいをしましょう。
解説したポイントを簡潔にまとめると以下のようになります。
- 植物や海藻由来の天然成分配合のピーリング剤で成分皮膚の内側から肌の再生を促す施術
- 従来のピーリングに比べて肌への負担が少なくダウンタイムが少ないが価格は高め
- 施術を受けるにあたって注意すべき事柄がある
肌を内側から生まれ変わらせることでさまざまな美肌効果が期待できるハーブピーリング。注意事項も多いので、しっかり確認してから挑戦してくださいね。