痩身エステのキャビテーションってどんな施術?
仕組みや効果が知りたい!
痩身エステについて調べると確実に目にするキャビテーションですが、名前だけではどういった施術なのか予想がつきませんよね。
また、実際の痩身効果についても気になる方は多いはずです。
今回はキャビテーションの効果や注意点について詳しく解説していきます。
痩身エステのキャビテーションとは
痩身エステのキャビテーションは、超音波で脂肪細胞を破壊しリンパへ流すことで尿や汗とともに体外に排出させる施術です。
キャビテーションは日本語で「空洞現象」という意味があります。
キャビテーション(英: cavitation)は、液体の流れの中で圧力差により短時間に泡の発生と消滅が起きる物理現象である。空洞現象ともいわれる。
引用:weblio辞書
脂肪細胞を破壊・消滅させるという意味でこの名前が付いたことがわかります。
脂肪に直接働きかけるので部分的にセルライトを解消でき、リバウンドしにくいという特徴があります。
キャビテーションによる3つの痩身効果
キャビテーションを受けるとどのような効果が得られるのか、3つのポイントに沿ってご紹介します。
- セルライトが減る
- 部分痩せが可能
- リバウンドしない
それぞれ見ていきましょう。
セルライトが減る
キャビテーションは超音波で脂肪細胞を直接破壊し体外に排出するので、セルライトを減らすことができます。
セルライトは脂肪細胞に老廃物が蓄積したもので、なかなか落ちにくく皮膚表面に凹凸と浮き上がり見た目の悪いもの。
キャビテーションはセルライトの元凶である脂肪を壊し老廃物とともに排出できるので、セルライトを減らしなめらかな肌に導いてくれます。
部分痩せが可能
通常のダイエットでは難しい部分痩せを可能にしてくれるのが、キャビテーションです。
部分痩せは通常、身体の構造上困難であるため時間がかかります。
部分痩せって自力でもできるものなの?
エステに頼らない限りは、部分的に筋肉を鍛えることにとどまりますね…。
その点、キャビテーションなら気になる部分にマシンを当てることでその部位の脂肪細胞自体を物理的に減らすことができます。
キャビテーションはお尻や太もも、二の腕などの脂肪がつきにくく落としやすい部位をピンポイントでほっそりさせることができます
リバウンドしない
キャビテーションは脂肪細胞の数そのものを減らすことができるので、リバウンドしにくいといううれしい特徴があります。
通常のダイエットでは脂肪細胞を小さくするだけですが、キャビテーションは脂肪細胞自体を破壊し減らします。
キャビテーションによって一度破壊された脂肪細胞は再生することがないといわれているので、また太るという心配がありません。
キャビテーションの効果はいつから感じられる?
キャビテーションを受けると痩せることはわかりましたが、実際にその効果はいつからどのように感じられるのでしょうか。
エステの回数や期間などの目安をもとに解説します。
初回:サイズダウンも可能
キャビテーションは、1回目の施術でもサイズダウンが期待できます。
もちろん個人差はありますが、マシンを当てた部位が1~3cmほどサイズダウンすることもあります。
1~3回:細くなったと実感
1~3回受けたあたりで細くなったと感じる方が多いです。
お腹や太もも、二の腕など脂肪がつきやすくセルライトが多い部位は、回数を重ねるほど効果を感じやすいでしょう。
体重という数値で痩せたのがわかるというよりも、触った感じやもたつきのなさなど感覚として感じ始めるパターンが多いです。
キャビテーションは回数を重ねることでその効果もさらに実感することができるため、理想の体型のためには8回程度受けるのをおすすめします。
週に1回:痩せやすい状態のキープが可能
キャビテーションは1週間に1回程度の頻度で施術することで、一気に脂肪を排出することができます。
1度施術すると5日間ほど効果が続き、痩せやすい状態をキープできるのです。
また、集中的に施術することで深部の脂肪にアプローチしやすくなり、効率よく頑固なセルライトも減らすことができます。
1回でも効果を感じられるため単発で満足しやすい施術ですが、継続することによってさらに高い効果を得られます。
本格的な痩身効果を得たいのであれば、週に1回程度の間隔で継続してキャビテーションを受けてみましょう。
キャビテーションに関する2つの注意点
高い痩身効果を得られるキャビテーションですが、その分注意しなければならない点があります。
安心・安全に施術を受けるためにも、キャビテーションに関して知っておくべき注意点を最後に紹介していきます。
キャビテーションを受けてはいけない人がいる
キャビテーションは誰もが受けられる施術ではありません。
超音波を使うこと、そして脂肪が体内で溶け出すという特性上、キャビテーションを受けると危険と判断される場合があるのです。
下記に当てはまる方はサロンによってはキャビテーションの施術を断られることがある、というのを頭に入れておきましょう。
- 妊娠中
- 子宮筋腫症や子宮内膜症の疑いがある
- 心疾患、不整脈、血栓症の疑いがある
- ペースメーカーなど体内に金属機器が入っている
- 肝機能や腎機能が悪い
上記の方々にキャビテーションが100%害を及ぼすと断言はできませんが、安全のためにもおすすめはできません。
内臓に負担がかかる
健康な方の場合でも、キャビテーションを受けると内臓に負担がかかります。
キャビテーションによって破壊された脂肪細胞を体内で処理する際、肝臓や腎臓に一時的に高い負荷がかかるからです。
効果が欲しいからって頻繁に通うべきではないんだね。
だからこそ、先ほどの説明どおり週1回くらいのペースで通うのがおすすめです。
施術後は食事や飲み物に気を使う必要があります。
暴飲・暴食やアルコールの摂取は内臓への負担を強めるので避けなければなりません。
皮膚がたるむリスクがある
キャビテーションによって短期間に急激に痩せると、脂肪だけが減り皮が余って、たるんでしまうリスクがあります。
特にスタート時の脂肪が多い方はリスクが高いです。
皮をたるませずにきれいに痩せたい場合、キャビテーションの頻度に注意すること、そして日常的に運動をして徐々に身体を引き締める努力も忘れないことが重要です。
キャビテーションは高い効果あり!その分注意点はまもろう
キャビテーションを受けるとすぐに細くなったと実感できるほど、即効性があります。
施術後も5日間程度は身体が脂肪を消費しやすい状態をキープできます。
また、部分痩せが可能といううれしい特徴もあります。
並行して有酸素運動や食事制限などを取り入れ、キャビテーションによる効果を最大限に活用しましょう。
ただし効果が強力な分注意点も複数あるので、ここは忘れず守るようにして下さいね。