授乳中のエステはダメ？理由は？母乳・赤ちゃんへの影響と注意点を徹底解説

かわいい赤ちゃんを産んだ直後からスタートする授乳。

時間帯問わず約3時間おきに必要とされる授乳はとても疲れるもので、疲労回復やリフレッシュ、また産後の美容のためにエステに行きたいと感じるママは少なくありません。

ただ、エステの施術が母乳や赤ちゃんに何か影響を与えるのでは？といった不安もつきまとうはず。

授乳中でも安心して受けられるエステ施術はコレ！

授乳中のエステの可否は店舗次第で判断が分かれる！

結論から言うと、授乳中にどういった施術が可能かという部分の判断は、エステサロンのお店ごとに判断が分かれます。

もちろん、施術が授乳中のママの体や母乳、そしてそれを飲む赤ちゃんに直接的な影響があると科学的にも証明されている施術の場合、エステサロンがその施術を行うことはありません。

ただ、科学的な根拠はなくとも、特定の施術が母体や母乳、赤ちゃんに多少なり悪影響を与える可能性があるという場合でも施術を不可と判断するエステサロンもあります。

上記の理由から、エステのメニューによって施術できるかどうかの判断は店舗ごとに異なる場合があるのです。

授乳中は避けたほうが良いとされるエステ施術

授乳中は自分自身だけでなく赤ちゃんの健康も気になるものですよね。

エステにおける施術は魅力的ではあるものの、授乳中という条件を踏まえて考えると、残念ながらすべての施術が安全とは限りません。

どのような施術がリスクを伴い、なぜ避けるべきなのか、詳しく見ていきましょう。

アロマトリートメント・リンパマッサージ

アロマトリートメントやリンパマッサージは、施術の際に使用する精油の成分が血液を通じて体内に吸収されることがあります。

これが母乳にも影響を与え、母乳を介して赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるということから、精油を使用する施術は授乳中は行わないというサロンが多くなっています。

脱毛

授乳中のホルモンバランスは通常時と異なります。

このホルモンバランスが影響して、授乳中の脱毛には以下のリスクが発生する恐れがあります。

ラジオ波・ハイパーナイフ

ラジオ波やハイパーナイフを用いた施術では、溶けた脂肪や老廃物が血液に流れ込む可能性があります。

これが母乳を通じて赤ちゃんに悪影響を及ぼすリスクはゼロではありません。

現在のところ研究で明確に悪影響が示されたわけではありませんが、リスクを完全に排除することはできないため、多くのサロンでは授乳中の施術を避けています。

バストアップ効果を狙うメニュー

授乳が原因で胸がしぼんでしまう、垂れてしまう…といった不安から、一刻も早くバストアップ効果を狙うエステ施術を希望される方も少なくありません。

しかし、授乳中は乳腺が非常に敏感になっています。

この時期にバストアップ効果を狙うエステメニューを受けると、胸が張りすぎてしまう可能性があり、授乳に影響を与えるだけでなくママ自身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

授乳中でもOK！産後すぐ通えるエステ施術

産後のママの中には、自分へのご褒美として、また産前の体形を取り戻すためにエステに通いたいと考えている方は少なくありません。

授乳中のエステの利用については避けた方が良い施術もありますが、もちろん安心して受けられる施術も存在します。

ここでは、産後すぐにでも通える、授乳中でもOKなエステ施術を紹介します。

フェイシャルエステ

フェイシャルエステは授乳中であっても安心して受けられる施術です。

顔の肌に働きかけるこの施術は、母乳に影響を与える心配がありません。

産後のストレスや疲れが顔に出やすいママにとって、リラックス効果や肌の調子を整える効果が得られるのはメンタル面でプラスになるという点でも非常に大きなメリットになります。

産後マッサージ

産後マッサージとは、産後のママの体の回復を助け、産前の体形に近づけるために行われる施術です。

出産におけるダメージは、交通事故で全治2か月のけがを負った状態と同じ、とよく例えられます。

それほどまでのダメージを負うからこそ、産後の体に特化した産後マッサージは非常におすすめです。

骨盤矯正

骨盤矯正は、その名の通り骨盤の位置を矯正する施術です。

産後の女性は出産によって骨盤が大きくゆがんでしまっていることがほとんど。

骨盤が正しい位置に戻ることで、体の不調を改善し、スリムな体形を取り戻すことにつながります。

骨盤矯正の施術は授乳に影響を与えることはなく、産後の回復を促してくれるため産後2ヶ月から6ヶ月までに始めることが推奨されています。

全身マッサージ

産後の全身マッサージは、出産により受けた体のダメージの軽減、また産後の疲れやストレスを和らげるために効果的です。

全身の血流を良くし、肩こりや腰痛などの産後特有の不調を軽減します。

この施術も母乳に影響を与えることはありません。

出産を終えてからは数回診察を受けることになりますが、こちらの全身マッサージは産後1か月の検診で特に回復に問題がないと医師の判断があれば問題なく施術が可能です。

産後1ヶ月過ぎたから全身マッサージの予約をした🥺たのしみ〜〜〜✨

— minako☺︎ (@pmpm_612) December 27, 2020

授乳中のエステはダメ？赤ちゃんへの影響と注意点まとめ

最後に、本記事の内容をおさらいしましょう。

解説したポイントを簡潔にまとめると、以下のとおりです。